見出し画像

IELTSが辛い

留学にまつわるあれこれや、困ったことや準備してよかった事などを、読んでくれている方に順を追ってご紹介しようと思っていました。しかし今、ある壁に直面していて苦しんでいるので、リアルタイムでご紹介します。同じように悩んでいる人がいて共感していただけたらうれしいです。
その壁とはIELTSです。
ネットでIELTSのスコア獲得までのサクセスストーリーがあふれていて、なんとなくいつかスコアが取れるのだろうと楽観的に思っている方もいるかもしれませんが、大間違いです。地獄です。それは、自信の喪失と、劣等感、孤独、時間、自律心の沼です。すんなりいい点がとれた人は馬鹿にしながら読んでいただければよろしいです。


必要なスコア

私が必要なスコアはOverall 6.5で各パートは6.0以上が条件です。MBAなどへの進学に比べたら簡単なハードルです。最初にこの条件を聞いたとき、少し勉強すればできるだろうとたかをくくっていました。妻も大学生の頃に一度の受験で7.0を取っていて、それよりもハードルが低くいのだったら大丈夫だろうとぼんやり捉えていました。
しかし現実は甘くなく、全くうまくいきません。


私の英語バックグランド
私は生まれも育ちも東京で、短期留学の経験も全く無く、受験英語のみをやってきました。また大学では、英語の必修が1限だったのも災いして4年まで再履修という程に英語に興味を持ったことがありませんでした。


勉強時間

エージェントから聞いていたのは、「Overall 0.5上げるのに200時間かかる」という目安でした。私は大学受験の時にそれなりに勉強していたし、実際センター試験もほぼ満点だったので(浪人していますが)、そこまで時間かからずとも条件のスコアは取れるだろうとうぬぼれていました。12月時点で受けた際は、2日酔いでライティング開始直後に棄権するというなめきったスタンスでした。
完全に慢心でした。
昨年12月からだらだらと勉強を始め、2月頃から焦りだし本格的になり、今年5月末の時点で勉強時間が300時間を超しました。当時は200時間もやれば余裕で7.0くらい行けちゃうんじゃ無いかと思っていましたが、しかし、ようやくすべての項目で必要なスコアを取れるようになった程度です。しかもかなりギリギリの感じがしています。一度はスコアを全体的に落としてしまったりもしました。
4技能全てを6.0且つOverall6.5という条件がなかなか揃えられません。自分でも能力の伸びを感じづらくとても苦しいです。

受験回数

次回で5回目の受験になります。期限も迫り、PCでの受験にシフトして受験機会を増やし、はやくこの焦燥感、日々の不安から解放されようと奮闘しています。受験後の燃え尽き感と、自己肯定感の低下が一番の敵なので、とにかくマインドセットを前向きに維持することを一番に優先しています。

これからは何回でも受ける覚悟です。受験費用が高いため、自分の使っていた楽器を友達に売ったり、お気に入りのスピーカーを手放したりと悲しいこともたくさんあります。

PCとペーパーのIELTSを受けた感想などは後日またレポートします。

終わりに
どのような勉強をしてきたかも記録のために後日詳細に書きますが、ひとまずIELTSで苦しんでいる人に向けて、「ここにも辛い思いをしている人が居るよ!」とメッセージを送ろうと思い書きました。自分に言い聞かせているのかもしれません。
成功譚はあふれていて、「IELTS」で検索しても「なんかミスったけど7.0はいけたのでよかったでぇ~す」みたいな記事ばかりでムカついていました。これを読む落ち込んでいる人が、私のようにつまづいている人間も居ることをと知ってくれて、この記事があなたの孤独と劣等感をすこしでも和らげられたら幸いです。
とにかくこの山を乗り越えましょう。


いいなと思ったら応援しよう!