【第2回】中学生から始める大学数学
今回の目標は
・差集合を理解すること
・補集合を理解すること
の2つです。一緒に頑張っていきましょう。
前回はこちらです。
差集合
差集合の定義です。ベン図は以下の様になります。
「差」という名前の通り、引き算のイメージで捉えると良いのではないかな、と思います。
では問題です。
解答は以下のようになります。
補集合
考える範囲が決まっているとき、その範囲全体を全体集合と呼びます。
例えば、「(A中学校の中で)3年1組の集合」を考えるときの「A中学校の生徒の集合」が全体集合となります。
このとき、全体集合からみて「補う」ような集合を「補集合」と呼びます。定義とベン図です。
では問題です。
どうでしょうか。解答は以下のようになります。
さて、次回は部分集合の集合である「べき集合」と、中学校で扱う「座標」のようなものを要素に持つ「直積集合」を扱っていきます。また次回お会いしましょう。
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