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旅の攻略法:東京駅攻略法 迷子にならないコツ

東京まで出張や観光で来た方が、かなりの確率でお世話になる東京駅。初めて来た人は、その大きさ・広さに驚くといいます。

そりゃあそうでしょう。新幹線のホームだけで10本。東北新幹線、上越新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線、東海道新幹線、山陽新幹線が乗り入れています。新幹線以外(いわゆる在来線)は、山手線、京浜東北線、中央線、東海道線、上野東京ライン、総武線、横須賀線、京葉線、武蔵野線・・・これを覚えるだけでも大変です。

しかも、中央線と総武線は各駅停車がなく、東京駅からは快速に乗ります。中央線各駅停車は御茶ノ水駅で、総武線各駅停車は錦糸町駅で乗り換えです。いや、これは確かにややっこしいですね。

東京駅 丸の内駅舎

では、東京駅で迷子にならないためのコツは? 次の2つを覚えておきましょう。

  • 八重洲と丸の内、どっちなのかを意識する

  • もし改札を出た後に迷子になったら、地下鉄東西線大手町駅を探す

まずは、1つ目。東京駅は何しろあの広さですから、当然改札口もいっぱいあります。また、地上の改札口と、地下の改札口があります。ただし、東京駅は基本的に地下に降りることはあんまりないので、地上なのか地下なのかは、無視してもいいでしょう。
(地下にホームがあるのは、総武線、横須賀線、京葉線、武蔵野線、東京メトロです)

で、東京駅の改札口を大ざっぱに分けると、「丸の内○○口」と「八重洲○○口」の2種類があります。このうち、「丸の内口」とつく改札は西側、「八重洲口」とつく改札は東側にあります。

では、どっちがどっちなのか、判別するポイントはこれです。

東海道・山陽新幹線 のりば

そう。新幹線です。実は、新幹線があるほうが八重洲口なのです。なので、新幹線を降りて、在来線に乗り換える人は、「丸の内」と書いてある方へ向いて歩けばいいのです。逆に、在来線から新幹線に乗る人は、「八重洲」と書いてある方へ歩けばいいのです。

東北・上越・北陸・北海道新幹線の改札口は、こんな感じです。東海道・山陽新幹線と同じ、八重洲口にあります。

東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線 のりば

例外は、京葉線と武蔵野線です。東京ディズニーランドの最寄り駅は、京葉線の舞浜駅なのですが、この京葉線と武蔵野線に乗る人は、「京葉線」と書いている方向へ行きます。八重洲口を、南に進んでいく(新幹線の乗り換え改札口を出てすぐを左に行く)感じです。

京葉線・武蔵野線は、この階段・エスカレーターを降りた先です

この写真の先にエスカレータとムービングウォークがあり、その先に京葉線・武蔵野線の乗り場があります。

丸の内口

ちなみに、東京駅のシンボルともいえる、赤レンガの駅舎は丸の内口にあります。なので、改札からこの写真のような感じの風景が見えたら、丸の内口です。

で、丸の内口と八重洲口を間違えて改札を出ると大いにハマるので、充分に注意してください。ちなみに、改札を出る可能性があるとすれば、地下鉄(正確にいうと東京メトロ)との乗換なのですが、この時は丸の内口の地下改札を出れば間違いないです。


続いて、2つ目。では、改札を出た後で間違いに気付いたらどうするか・・・です。

実は、東京駅の東西を結ぶ通路は、東京駅の一番北にあるんです。この通路の近くにあるのが、地下鉄東西線の大手町駅なんです。なので、間違えて改札の外に出てしまったら、東西線の大手町駅を目指して歩けば、東西を結ぶ通路にありつけるわけです。

丸の内側から八重洲側への自由通路

これが、丸の内側から八重洲側へ行く自由通路の入口です。新幹線や高速バスに乗るつもりだったのに、丸の内○○口から出てしまった人は、この表示に従って八重洲口に行きましょう。

八重洲側から丸の内側への自由通路

でもって、これがその自由通路の反対側。つまり、八重洲側から丸の内側へ行く自由通路の入口です。どちらにしても、「地下鉄東西線」を目標にすれば見つけることができます。

東京メトロ東西線 大手町駅

ちなみに、JR東京駅の地下鉄の最寄り駅は、大手町駅です。万一自由通路を見つけることができなかったとしても、東京メトロ東西線の大手町駅で東西を行き来できます。(正確には、丸ノ内線の東京駅が最寄り駅なのですが、大手町駅のほうが便利)

別解としては、京葉線を探す。京葉線のホームの近くにも、東西を結ぶ通路があります。

最後になりますが、東京駅って端っこから端っこまで歩くと、20分ぐらいかかります。路線にもよりますが、乗り換え時間は最低でも20分は見ておいて、余裕を持ってお出かけくださいませ。

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