マーケティングの基本プロセス

今回は、前回までとは異なり、
マーケティングの一連のプロセスに関して学んだので、
noteを活用し整理していく。

【マーケティングの基本プロセス】

環境分析
⬇︎
セグメンーション
ターゲティング
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ポジショニング
⬇︎
マーケティング・ミックス(4P)

このプロセスを改善しながら繰り返すことが、
マーケティング思考の強化に繋がる。

また、最も重要なことは、
「顧客ニーズ」を満たし「顧客満足」を高めることである。


〈環境分析〉

市場機会の発見プロセスとしてクロスSWOT分析がよく用いられる。

クロスSWOT

外部環境分析と内部環境分析を行うことで、
自社の強み・弱みを見落とさず、アプローチができるようになる。
このようにクロスSWOT分析を用いることにより、
市場機会の発見に繋がる。

しかしここで注意しなければいけないのは、
環境分析をし、戦略が見えてきたからといい、すぐに4P分析に移らず、
セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングの
ステップを必ず踏むことである。


〈セグメンテーション〉

不特定多数の顧客を同じ性質、同じニーズを持つセグメントに分ける。
セグメンテーション変数を活用して仕分けることが可能である。

人口動態変数
 →性別、年齢、職業、家族構成、所得水準、学歴、宗教、人種、国籍など

地理的変数
 →国、地方、気候、人口密度、文化、政府による規制、
  都市化の進展度、顧客の行動範囲など

心理的変数
 →ライフスタイル、価値観、性格、社会的階層、購買動機など

 ・行動変数
 →購買活動、使用頻度、求める利益、購買パターンなど



〈ターゲティング〉

セグメンテーションで分けたセグメントから、
今回自社が狙う市場や顧客層を特定する。
6Rの評価基準を用いる。


1.市場規模(Realistic Scale)
2.成長性(Rate of Growth)
3.競合状況(Rival)
4.優先順位(Rank)
5.到達可能性(Reach)
 6.反応の可能性(Respons)



〈ポジショニング〉

ターゲットの顧客を意識し、
顧客からユニークかち明確で価値のあるイメージを、自社製品もしくは
自社に持ってもらうことが重要である。
ポジショニング4カ条を基準に考えることが重要である。


1.「誰のための製品・サービスなのか」
2.「顧客にとって、重要な提供価値(Value Proposition)」
3.「顧客にとって、わかりやすいコニュニケーション・メッセージ」
4.「既存製品や企業ブランドとの整合性」



〈マーケティング・ミックス(4P)〉

次回。


〈まとめ〉

どのプロセスにおいても、顧客を起点に考えることが重要になり、
自身の置かれている環境から、全国の顧客環境を視野にいれることが
マーケティングを行う上で必要不可欠である。