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【2022年5月】 #多様性カレンダー

"性の多様性"とは?
男性か女性かの二者択一で性別を規定したり、異性愛のみが正しいかのような見方をするのではなく「多様なセクシュアリティのあり方を尊重しよう」という考え方です。

多様な性のあり方とつながりを伝えたい。
そんな想いから、"性の多様性"普及啓発カレンダー「多様性カレンダー」を作成しました。(毎月発行予定)
ここでは、セクシュアルマイノリティの可視化や尊厳と権利について考える国際的な記念日、多様な性にまつわるエンターテイメントニュースをお伝えし、性の多様性に興味を持っていただくきっかけとしてご活用ください。

2022年5月1日| INTERNATIONAL FAMILY EQUALITY DAY

2012年より毎年5月の第1日曜日は、INTERNATIONAL FAMILY EQUALITY DAY です。
家族の多様性の認知向上と平等な権利を謳う、国際的なLGBTQ+啓発デー。

■YouTubeチャンネル「ふたりぱぱ」
スウェーデンと日本のゲイカップルで、現在男の子を育児中のみっつんさんのYouTubeチャンネル「ふたりぱぱ」
ゲイカップルパパとして、スウェーデンでの生活を中心に、日々さまざまな情報を発信されているチャンネル。むすこくんがとにかくキュート!面白くて心温まる動画ばかりでオススメです。

2022年5月6日〜7日|レインボーマリッジ・フィルムフェスティバル 2022

レインボーマリッジ・フィルムフェスティバル

映画を通して広く多くの方へ「結婚の平等(同性婚)」への理解と、同性婚がもたらす社会への影響を広く知ってもらうことを目的として、日本初となる「結婚の平等(同性婚)」をテーマにした映画祭「レインボーマリッジ・フィルムフェスティバル」(RMFF2022)並びに、短編映画コンペティションが、2022年5月6日(金)7日(土)の2日間に渡って、なかのZERO 小ホールで開催。

【日程】2022年5月6日(金)7日(土)
【会場】なかのZERO 小ホール(東京都中野区中野2-9-7)
【参加費】無料
【共催】公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
【主催・問い合わせ】レインボーマリッジ・フィルムフェスティバル実行委員会

2022年5月8日|アセクシャル可視化の日

Asexual Flag

毎年5月8日は「アセクシャル可視化の日」(Asexual Visibility Day) です。
アセクシュアルとは他者に性的感情を抱かない人のこと。無性愛者
※他者に恋愛感情を抱かない人のことを、アロマンティックという。
2022年5月末まで、アセクシュアルが集うスペース「ARU」が期間限定オープンとのことで、LGBTQ情報メディア「newTOKYO」の記事をご紹介。

2022年5月17日| 国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日

毎年5月17日は、LGBTQ+の人権や安全の確保を訴え、あらゆる差別や暴力に断固反対することを示す、国際的なLGBTQ+啓発デー『国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日』です。英語名称は『International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia』(#IDAHOTB
日本では「#多様な性にYESの日」とも。
ホモフォビアとは、同性愛、または同性愛者に対する差別・偏見・拒絶・恐怖感・嫌悪感、または宗教的教義などに基づいた否定的な価値観を持つこと。トランスフォビア、バイフォビアはそれぞれトランスジェンダー・バイセクシュアルに対して否定的な価値観を持つことをいいます。
1990年5月17日にWHO(世界保健機構)が「国際障害疾病分類(ICD)」から同性愛の項目を削除することを決議し、同性愛は病気ではないと世界に宣言しました。

国連広報センター(UNIC)が2014年に制作したメッセージ・ビデオ「シェアする力(The Power of Sharing)」の内容が、IDAHOTBについてわかりやすく、素晴らしかったのでご紹介します。
"あなたの声が、世界を変える。"

2022年5月18日(水)〜29日(日)|ミュージカル『RENT』

ブロードウェイミュージカル「レント」25周年記念 Farewell ツアー来日公演が5月18日より東京・東急シアターオーブで開幕。
LGBTの登場人物も含めたこの青春群像劇は、1996年のオフブロードウェイでの初上演から若者達の圧倒的な支持を受け、ブロードウェイで再演を繰り返し、現在も“レントヘッド”と呼ばれる熱狂的なファンが多く存在します。
25周年記念 Farewell ツアー来日公演は2020年に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で2度延期となっており、ファンにとっては待望の開幕。

■ Introduction
1989年のニューヨーク、彼らは懸命に生きていた
ドキュメンタリー作家を目指すマーク、ミュージシャンのロジャー、ダンサーのミミ、パフォーマンスアーティストでバイセクシュアルのモーリーンと彼女の恋人ジョアンヌ、大学講師のコリンズと恋に落ちるドラァグクイーンのエンジェル。
1989年のニューヨークで、彼らは貧しい生活や夢との葛藤、友人の裏切り、そして生死…様々な困難に直面しながら今日を懸命に生きていく。
特筆すべきところは、登場人物がHIV、ドラッグ依存、セクシュアリティといったそれぞれの悩みを抱えていること。重くなりがちなテーマを、パワフルに歌い踊るシーンからはむしろ生きる力強さと勇気を与えられます。

2022年5月24日| パンセクシュアル可視化の日

Pansexual Flag

毎年5月24日は「パンセクシュアル可視化の日」(Pansexual Visibility Day) です。
パンセクシュアルとは、男性・女性の二分類にとらわれず、すべてのセクシュアリティの人に対して恋愛感情を寄せ、性的欲求を感じる性的指向をもつ人。「パン(pan)」はギリシャ語で「すべて」という意味であるように、すべての人を好きになる可能性があることから「全性愛者」とも呼ばれます。
#PansexualVisibilityDay #PanVisibilityDay

多様性を考えるメディア、マンガでわかるLGBTQ+ 「パレットーク」でのパンセクシュアルの説明がわかりやすかったので、ご紹介。

2022年5月28日|世界月経衛生デー

毎年5月28日は「世界月経衛生デー」(Menstrual Hygiene Day) です。
月経周期が平均28日、毎月平均5日間月経があることから、5月28日に制定されました。
#MenstrualHygieneDay #月経衛生の日 #月経衛生デー

"生理"にまつわる偏見や社会の暗黙のルールを変え、より良い月経衛生を促進するために世界全体で行動変革を啓発する日。
子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために活動している、国連に公認・登録された組織「プラン・インターナショナル」のYouTubeが大変わかりやすかったのでご紹介。

生理にまつわる差別や偏見が「機会の損失」に
世界のいたるところで「生理・月経」がタブー視され、差別や偏見により権利が妨げられている現状が問題となっています。特に途上国の場合、「生理中は人前に出てはいけない」といった慣習や、貧困から生理用品を入手できないことなどが原因で、本来得られるはずの教育や社会参加の機会を喪失している人が大勢います。
アニメで紹介 「包括的な月経衛生管理」とは プランは、生理にまつわる差別や偏見をなくし、生理期間中でも安心して安全に過ごせる環境づくりを支援しています。
今回ご紹介する動画では、女の子や女性たちが直面している問題とともに、その解決にむけてプランが行う「包括的な月経衛生管理」、実施にあたり重視している5つのポイントが、アニメーションで分かりやすく解説されています。

包括的な月経衛生管理にむけて大切な5つのポイント
・生理に関する知識の向上
・差別的な規範、タブー、迷信をなくす
・生理用品へのアクセス・水と衛生設備の普及
・政策や予算策定における月経衛生管理対策の促進

「生理」が差別や偏見につながらない社会、教育をあきらめる理由にならない世界を目指し、プランが活動地域で実施している取り組みの様子を、ぜひご覧ください。

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
http://www.plan-international.jp/

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン

■5月25日(水)〜5月31日(火)
「ゲッケイパーティー 自分の身体を祝福しよう!」

1996年に日本初のフェムテックショップとして、生理用品やプレジャートーイを提案してきたLOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)を運営する有限会社アジュマ(東京都文京区:代表北原みのり)が、月経を少しだけ楽しくポジティブに捉えられる、「ゲッケイパーティー 自分の身体を祝福しよう!」を、 5月28日月経衛生デーを含む1週間、5月25日(水)〜5月31日(火)にラフォーレ原宿2階CONTAINER にて開催。