【19w】胎児スクリーニングと不育症の検査結果
初めての胎児スクリーニング
私の通っている大学病院では妊娠20週前後と30週前後の2回にわたって胎児スクリーニングを実施する。
前回はこの胎児スクリーニングを受ける前の17週で後期流産してしまったため、この検査をやるのは初めて。
どんなことするのかな〜とちょっとワクワクしていたけど、いつもの経腹エコーをじっくりよく見る感じだった笑
あまりにも「いつもの機械」「いつもの経腹エコー」だったので、夫は先生が説明をし始めた時に「これって胎児スクリーニング始まってますか?」と質問しそうになったらしい😂
赤ちゃんの大きさやら脚の骨の長さから大体の体重を予想、心臓や膀胱、腎臓に異常がないか。などなどを約15分くらい、説明を聞きながらエコーで確認していく。
結果としては、現時点で異常なし。あくまでも現時点。
不育症の検査結果
16週のときに採血をした、不育症の検査結果。
👩⚕️「いわゆる、血液凝固系検査項目を確認しました。フィブリノゲン値が高いですが、基準が“妊娠していない状態“なので、妊娠16週で採血したいずみさんの場合は正常値です。検査結果は問題なく、結論、不育症ではないと言えます」
夫「不育症ではないのに、なぜ去年17週で流産しちゃったのでしょうか?」
👩⚕️「絨毛膜羊膜炎はどんな妊婦さんでも起こりうることです。不育症ではない方も、何らかの感染によって起こってしまう偶発的なこと。あと、いずみさんの場合はベーチェット病なので、それによる炎症も可能性も考えられますが、断定できません。私も去年の主治医(産科の元No.2👩⚕️残念ながら今年は異動していた)に電話で確認したのですが、産婦人科医として20〜30年働いてもベーチェット病の妊婦さんに遭遇するのは1人くらいだそうです。事例が少なすぎて…。ただ、ベーチェット病は普通、特殊型でない限りは妊娠出産に影響しないと言われてますね。」
こんな感じ。
何かしら引っかかるかも?と思ったら特になく、「やっぱりよくわからないのか〜」が素直な感想。
不育症の検査をどの病院でするべきか
不育症で有名なクリニックと言えば、東京にある竹下LCと新横浜にある杉WC。
幸い私はどっちも行きやすい場所に住んでいるけど、調べただけで問い合わせだったり来院はしなかった。死産してすぐくらいは「行かなきゃいけない!」みたいな強迫観念がなかったといえば嘘だけど、月日が経つうちに冷静になって「不育症の検査をするとしたら死産した大学病院で。」と決意した。
理由は簡単で、私の「ベーチェット病患者」という前提がだいぶ特殊だから。そこの先生がベーチェット病を知らないと詰む。
今の産科主治医👩⚕️も「ベーチェットの妊婦さんは初めて」の先生だけど、同じ大学病院でベーチェットの診察をしているから他科のカルテを閲覧できるし、連携も可能。3年以上採血しているデータもある。在籍している医師の数が桁違いなので、ベーチェットを知っている医師に聞くことができる。私みたいに持病/難病がある人は、やっぱり普段通院している大学病院なり総合病院の産科で不育症検査を受けるのがベストだと思う。大きい病院の産科であれば、不育症外来もある…はず。
もちろん、本人の希望がなければ「不育症の検査はしない」も間違ってない。
検査しても、死んだ子は生き返らないし…
患者(胎児)が生きている間に検査をして、死なないように治療をするのが本来の医療だけど、不育症に関しては胎児が死んだ後に「検査するか、しないか」の岐路に立たされるのが残酷だ。
時すでに遅し、って感じがする。
検査するなら胎児が生きている間にして、治療したかった。医療の限界だから仕方がないね。
私は去年それに対して結構絶望してしまい、この分野に首を突っ込むのやめようと思った。火葬してからでは、何もかも意味がないように思えた。
結局、主治医から勧められたので検査受けちゃったけど。今年はまだ胎児が生きているので良しということで……
なんか暗い話になってしまったから、テンション上がる好きな曲を置いておこ〜〜