シミュレーション(システムダイナミクス、微分方程式とか)

機械学習とかして結局ナンボ儲かるのというビジネスの事業性に関するシミュレーションとかしたくなる。
よく企画者が考えるのは事例ベース、この事例はいくらだから・・・、からの推論。ただAI/機械学習の分野で費用まで公開されるものは知らない。

そうであれば、ビジネスに関する仮説を数式で記述して計算すればいい訳で、そのためにシステムダイナミクスといった手法がある。それ自体の説明は以下

ここでは有償のツールについて扱う。ビジネスに関する仮説を明示的に因果関係図(インフルエンスダイアグラム、因果ループ図など)として記述し、それらの図で計算式も管理できるのが良い。主要な製品としては

  • STELLA

    • 普通に購入しようとすると金額は高め、学術向け中心

    • 金をとってるだけあって、サポートはちゃんとしてそうだけど…

  • Powersim

    • 前職で使ってたがかなり使いやすさやバランスが良い

    • 但し日本代理店はサイトこそ残っているものの問合わせたら活動を終了しているとのこと。本社と契約するのが面倒に。

  • Vensim

    • powersimなき今は、バランス的にはコレが良さそう

    • 但し実際に調達した感触として、窓口担当の対応などなど、日本代理店のサポートにかなりの難あり。powersim日本で再開しないかな…

  • AnyLogic

    • マルチエージェントシミュレーションやディスクリートイベントシミュレーションなどの機能・ツールまでついていて、技術目線では大変魅力的

    • だけど、システムダイナミクスだけ使いたい目的に対しては高すぎる

ビジネスに関する仮説を明示的に因果関係図で記述して計算までつながってるのは上記のツールくらい。一応は制御工学系でツールが無くはないけれど、あまり一般の人から見て使いやすかったり、わかりやすい見栄えだったりする者ではない。。。
それに因果関係図の計算はできないけど、シミュレーションするだけならRでパッケージがある。

微分方程式系を扱う用だが、ここまではシステムダイナミクスの延長として使えるか。

ここまでくると微分方程式のツールでしかないか。。。それはそれで使い道はあるので、ついでで掲載。

シミュレーション自体をする訳ではないが、上記のVensimと連携してくれるパッケージ。計算結果を活用する際に使えるかも?

上記以外のシミュレーション関連のテキストなんかも見つけたら以下に追記していく。

ちなみに、これまでが時間軸に沿ったシミュレーション技法だったのに対して、時間は固定して分布(取りうる値とその形)を見る手法について、すなわちモンテカルロシミュレーションについても追記しておく。ネタが揃ったら別のページにした方がわかりやすくて良いかも。

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仕切り直しで収集情報の整理から|くすぐったがり|note

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