#1 妻の学費。新卒手取りじゃ足りん~ 本当の意味での独立。
大学二年の夏、彼女の妊娠が分かった。今四年。就職が決まった。私を親にしてくれた娘は一歳と二か月で、控えめに言ってもアジアで一番かわいい一歳児であることは間違いない。もちろん妻も控えめに言って東南アジアベスト4は確実だ。何が何でも稼がなければ。
いろいろと突っ込みどころが多いですよね。所帯持ち学生がいったいどうやって生計を立てているのか。奥さんが社会人なのか。たまにいる学生のくせに稼いでるすげぇ奴なのか。簡潔に私の現状をお伝えしましょう。私は今、親のスネにかぶりついています。お恥ずかしながらそういった状況です。笑ってください。
少し私に興味が湧いてきたことでしょう。娘の妊娠が分かった当時、それはもう不安でした。なにも出来ない19歳が急に親になるということ。想像もしてなかったし、彼女(現妻)も同級生で、海外に留学している状況。なんなら妊娠が分かった電話は留学先からでした。連絡をもらってすこしして2ミリほど冷静になると、震えながら彼女不在の彼女の実家へと向かいました。
その時期は本当に大変でしたが、両方の両親と話し合いを重ねて出た結論が、彼女は海外の大学を中退。私は大学を卒業する。私が社会人になったタイミングで妻は大学または専門学校に再入学する。私が卒業するまでは金銭的な援助。大学の学費の負担。実家で暮らしても良い。さらに妻が再入学した後の学費の面倒まで見てくれる。という大変ありがたい環境を与えてくれました。
そういう環境の中で、無事に生まれてきてくれた娘も健康に育ち、私も何とか卒業も出来そうで、就職先も決まり、上手くいっている。そう感じていました。親になることがわかってから1年半、がむしゃらに生きてきました。初めての子育てに悪戦苦闘しながら、宅建試験に挑戦し合格。料理もうまくなったし、一人で娘を寝かしつけることだってできるようになりました。宅建試験後はバイトを2つ増やして3つ掛け持ち、学校の課題も全力でこなしました。そういう環境だからこそ、甘えてばっかりと思われたくありませんでした。スネかじり野郎だと思われたくなくて必死でした。
そして来年から社会人。妻は県内の英語が強い短大に行くことを決めました。学費。また親から出してもらうのか。甘えすぎですよね。私もそう思いました。でも奨学金を借りるということは、卒業後負債を抱えるということですし、親から借りるのも利子は無いにしろ同じことです。妻に対して「わしが払うけぇ安心して学べ!」と心の大悟は言いますが、「新卒の給料で妻の大学の学費までは足りん~。」と心のノブが叫びます。結果大悟が勝ちました。カッコつけました。学費も払います。ちなみに念願の3人暮らしは今年中に始める予定です。
この選択は無謀に思えます。ですが、もう妖怪スネかじりとは呼ばせません。4月まであと9か月あります。学生の間はアルバイトでもちろん稼ぎますが、社会人になって掛け持ちバイトは現実的ではありません。私は今日からこのプラットフォームで毎日記事を書きます。この所帯持ち学生の奮闘記をとにかく毎日続けます。「結果が出なくても良い続けたことが重要なんだ!」とは全く思ってません。あわよくば私の副業になってほしいです。収入+5万は欲しいです。でもネットでの稼ぎ方なんてわかりません。だからとにかく毎日続けます。応援してくれると続く気がします。ありがたいです。
もしやってみてお金がどうしても足りなければ、またかじりつきます。頭下げます。無駄なプライドなんてありません。家族が路頭に迷うよりは全然マシです。ただ意地はあります。なぜ妻の学歴にこだわるのか、実家で暮らせば家賃は浮くから学費は出せるよな。とか、いろんな葛藤は自分の中でありましたが、これ以上実家に頼るのは自分の中で選択肢にありません。単純にかっこよくないという思いと、本当の意味での独立を果たしたい思いからです。妻の学費も払い、借金をせず、ただがむしゃらに走り抜けます。でもそれ成し遂げたらマジでかっこよくないですか?
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