オプションボタンの使い方
Excel VBA ユーザーフォームのオプションボタンの使い方
Excel VBA ユーザーフォームでオプションボタンを使用すると、ユーザーが複数の選択肢から 1つだけ を選択することができます。
オプションボタンは、アンケートフォームや設定画面などによく使用されます。
オプションボタンの配置と設定
ユーザーフォームを挿入します。
ツールボックスから オプションボタン コントロールを選択します。
ユーザーフォーム上にドラッグして、オプションボタンを配置します。
配置後、オプションボタンのプロパティを設定します。 主なプロパティは以下の通りです。
Caption:
オプションボタンのラベルとなるテキストを設定します。
Name:
マクロコードなどでオプションボタンを参照するために使用する名前を設定します。
Value:
オプションボタンが選択されているかどうかを格納する値を設定します。 True の場合が選択状態、False の場合が非選択状態となります。
GroupName:
同じグループに属するオプションボタンをまとめて管理するために使用する名前を設定します。
同じ GroupName を持つオプションボタンは、互いに排他的に選択されるようになります。
オプションボタンの値の取得と処理
オプションボタンの現在の選択状態を知るには、 Value プロパティを使用します。
このプロパティが True であればボタンが選択されており、 False であれば選択されていないことを意味します。
この情報を用いて、条件に応じた処理を行うことができます。
以下は、オプションボタンの値を取得してメッセージボックスに表示する例です。
VBA
Option Explicit
Private Sub OptionButton1_Click()
If OptionButton1.Value Then
MsgBox "オプションボタン1が選択されました。"
Else
MsgBox "オプションボタン1が選択されていません。"
End If
End Sub
コードは注意してご使用ください。
複数選択を可能にする
デフォルトでは、オプションボタンは 1 つしか選択できません。
しかし、MultiSelect プロパティを True に設定することで、複数選択を可能にすることができます。
VBA
OptionButton1.MultiSelect = True
コードは注意してご使用ください。
GroupBox コントロールを使用してオプションボタンをグループ化する場合、GroupBox コントロールの MultiSelect プロパティを設定することで、グループ内のすべてのオプションボタンをまとめて複数選択可能にすることができます。
VBA
GroupBox1.MultiSelect = True
コードは注意してご使用ください。
その他
オプションボタンの画像は、Image プロパティを使用して設定することができます。
オプションボタンの書式設定は、Font プロパティや BackColor プロパティなどを利用して行うことができます。
参考情報
【ExcelVBA入門】ユーザフォームでオプションボタンを使う方法とは? | 侍エンジニアブログ
VBAオプションボタンの使い方(基礎) | Excel VBA入門 [無効な URL を削除しました]
【ExcelVBA】OptionButtonの基本的な使い方 | やさしいエクセルVBA入門 [無効な URL を削除しました]
上記の情報が、Excel VBA ユーザーフォームのオプションボタンを理解 and 使いこなすのに役立つことを願っています。