林檎のカップケーキ
この時期、店頭で甘い芳香を漂わせツヤのある林檎を、ついつい買ってしまうことはあるのではないでしょうか?
もしくは、安い!でかい!うまそー!などという理由かもしれませんね。
先々週の休日の昼下がり、ラーメンを食べに外に出たわたしは、ふらりとスーパーに寄ってみました。
そして大きくて美味しそうな林檎を見つけたのです。それもひとつ100円!
わたしの住む地域では、だいたい1玉138円くらいなので、とっても安かったのです。しかもでかい。
林檎は、生で食べてよし、煮ても焼いても美味しい。
その時はラーメンで満腹だったのですが、旬の林檎を、それも立派でお手頃な林檎を、買わない手はありません。
ウキウキでレジに持って行き、会計をして、ルンルンで帰宅し、あとで食べるからね〜と冷蔵庫に入れたのです。
あれから早2週間。
後日買った柿は食べたのに、林檎は食べず、冷蔵庫に鎮座したまま。
野菜室を開けるたびに、大きな林檎からの圧を感じていました。
次の休みには煮るから、明日こそはパイにしよう、来週こそはソテーにでもするから……
誤魔化し続けていましたが、とうとう今日、圧に負けて15日ぶりに手に取りました。
あの艶やかな姿は見る影もなく、萎びちまって、心なしか茶色くなってる……
そんなわけで、サクッとカップケーキを焼きました。
傷んだところは切り落として、美味しそうなところだけをいただくことに。
ごめんよ林檎、全て食べられるうちに包丁を入れてあげられなくて……
ではレシピです。
「きのう何食べた?」の佳代子さんの林檎のケーキをうろ覚えで参考にしています。
◼︎材料
・林檎 1個
・バター(有塩でいい) 30g
・砂糖(わたしはすぐ手に取れるところにあった三温糖で作ったけど、グラニュー糖でも何でもいい) 40g
・卵 1個
・牛乳 ちょみっと。豆乳でもうまいと思う。
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 5g
・シナモン 3振りとかそんくらい、適当
◼︎使う器具
・はかり
・レンジ対応の手頃な皿 バター溶かすのに使う
・ボウル 無印良品のデカい方のを使ってる
・泡立て器
・カレー食べるときのスプーン、もちろん大さじでもいい
・カップケーキ型
・カップケーキ用敷紙
・包丁、まな板 林檎切るのに使う
・オーブンレンジ
◼︎作り方
バター30gを手頃な皿に入れて(わたしは茶碗に入れた)、レンジで30秒くらいチンしていい感じに溶かす。バターを取り出したら、オーブンを180度25分で予熱しておく。
溶かしたバターをボウルに入れて、砂糖40gを投入。泡立て器で、砂糖がバターに馴染むようにすり混ぜる。
2のボウルに卵1個を割り入れる。全卵ね。入れたら泡立て器でバターと馴染むようしっかり混ぜ込む。
牛乳をちょっとだけビャッと入れる。測ってないからわかんないけど、30gあるかないかくらいだと思う。カレー食べるスプーンで2杯くらいかな。
薄力粉100g、ベーキングパウダー5g、シナモンを3振りくらい入れて、さっくり混ぜる。混ぜすぎないのが大事。生地完成。
林檎の皮を剥き、4等分して、皮がついてた面に切り込みを入れておく。
5の生地を、カップケーキ型に入れる。だいたいカレー食べるスプーンに大盛り1杯くらい。わたしは、型はダイソーかなんかで買った。敷紙はAmazonで買った。いっぱい入っててお手頃なやつ。
型に生地入れ終わった?そしたら林檎を上に置く。切り込み入れた面が上ね。上からお砂糖かけても美味しいかも。
オーブンの予熱終わってる?終わってたら、天板に作った生地乗せて、180度25分焼く。
焼いてる間に、泡立て器やボウルを洗って……
ぼちぼちすると25分経つから、中まで火が通ってるか確認しよう。竹串か、なければお箸でokなので、試しにどれか選んで真ん中ブッ刺して。生っぽい生地が付いてきたら追加で180度5分焼いて、また確認してみよう。それでも焼けてなかったらまた5分だ。
焼けたら天板ごと取り出して放置!まあまあ冷めたら食べる!うまい!ありがとう林檎!
そんなわけで、死にかけの林檎をようやっと救ったってわけさ。
実は近日中に、カタログギフトで頼んでしまった林檎が一箱届きます。
林檎三昧、次こそは傷ませないぞ!
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