ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro買ったよって話
8インチタブレット界隈で今一番の話題になっている中華タブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro」無事に届いたのでインプレッションとroot化までの道を軽く紹介します。
https://www.alldocube.com/en/parm/iplay50minipro-parm/
ファーストインプレッション
通信面(モバイル)
LTE対応です。
対応バンドは、B1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/39/40/41/66
KDDIとドコモのプラチナバンドである、B18/B19/B26は未対応なので山奥とか建物の奥深くとかは苦手かも。
通信面(無線LANとGPS)
5GHzの11ac対応です。433MbpsでLinkしてました。WPA3も使えます。
速度は、fast.comの測定で350Mbps前後でした (11ax環境だと700Mbps)
MACアドレスが「デバイスのMACを使用」としても「00:08:22:XX:XX:XX」の範囲でランダムに変化します(MediaTekチップ病?)。諦めてデフォルトのランダムMACアドレスのままでよいでしょう。
GPSも、miniより改善されてるようです。普通になったという感じ。
画面表示周り
画面は綺麗です(若干彩度が高いように見えます)
画面消灯の機能に、スクリーンアテンション(見ているときは消灯しない)がありますが動作しているかは不明です
明るさの自動調整ありません
リフレッシュレートは、60Hzです
色モードは、ナチュラル/ブースト/ビビッド/自動調整(?)がありますが、変化してるかは不明。
購入時についてる液晶フィルムは、引っかかりやすいし指紋付きまくるのでPDA工房のを買いましょう。
操作周り
普通です。特に引っ掛かりなどなく動作します
launcherも今のところすっごい普通。可もなく不可もなく
ゲーム試してないので・・・
Lightroomモバイルは、起動しましたDISKが早いからか普通に動きます(今回iPAD Proの代わりにやりたかったこと)
スリープ解除は電源ボタン押さずに、本体傾けて解除ができます。
(ディスプレイ>指を離してスリープ状態から復帰)IMEは最初からGoogle日本語入力です(Gboard)
指が4本目認識しない
→クイックタイルの「three finger screenshot」をオフにすると直ります。
その他
UVC(USB Video Class)対応のHDMIキャプチャーできます。
(格安MS2109系チップの製品で動作確認しました。それなりの画質になりますが)
私は↓これで動作確認してます。
キャプチャで使えるアプリが良いものがあまりない・・・。
Windows11だと、OS純正のカメラアプリで動きます。
rootの取り方
一旦メモです。BLUしたら保証はなくなる??
そもそも中華タブレットに保証を求めてはいけないのかもしれません・・。
これまでもroot化してきた人向けの手順です(わかる人が見たらわかる系
■root用のbootイメージの作成
Magiskのapkをダウンロード・インストール(26.3で動作しました)
https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases/tag/v26.3公式ページより「Alldocube iPlay 50 mini Pro(T811M)」のファームウェアをダウンロード&解凍
解凍したフォルダより「boot.img」をタブレットにコピー
Magiskよりパッチするファイルの選択で「boot.img」を選んで
インストール作成された「magisk_patched-26300_xxxxx.img」をPCへコピー
■OEMアンロック~bootイメージのFlash
(端末は初期化されます)
開発者向けオプションからOEM ロックの解除
USBデバッグを有効化
PCからadb reboot bootloaderでfastbootモードで起動
fastboot flashing unlock でブートローダーアンロック
(コマンド実行後3秒以内に音量↓)PCにコピーした「magisk_patched-26300_xxxxx.img」を
「fastboot flash boot magisk_patched-26300_xxxxx.img」でFlashするエラーなく書き込みが出来たら、「fastboot reboot」で再起動して完了
2023/09/21 グローバル版のFirmwareが公開されました。
https://www.alldocube.com/en/firmware/alldocube-iplay-50-mini-prot811m-firmware-download/
root取得時のboot.imgは、この公式ROMから取り出してMagiskでPatchするだけで、flashするイメージが作成できます。
※中華版はこちら
https://www.51cube.com/firmware/ にある、T811M/T811MAのものが該当。百度のアカウントないと落とせません。
起動しなくなったら
SP Flash tool(https://spflashtools.com/category/windows )を使用して、Firmwareの上書きが出来ます。
SP Flash toolを起動
「Download-XML」の欄にダウンロードしたファームウェアの中にある「.\download_agent\flash.xml」を選択
Format All+Downloadを選択
Downloadボタンを押す
電源OFF状態の端末をUSBケーブルで接続
自動的にFirmwareの書き込みが進み、完了のPopupが出たら終了。
端末の再起動を行い正常に起動するかを確認します。