見出し画像

国内キャリア版S23 Ultraの諸々について

AU版のGalaxy S23 Ultra(SCG20)を購入してS22 Ultraを比較したり、ネットワーク周りなど、ちょっとニッチな内容について色々調べてみたので、2023/06時点の情報をメモしておきます。

★SCG20KDU1AWEAの更新により色々直ってるので記事修正中★



Galaxy S22 Ultraとの違いについて

カメラ機能の違い

  • 画質面(写真)

    大幅な違いはないです。ズーム領域でJPEGエンジンが改善されて解像度が上がってますが、S22 Ultraのレタッチでも全然追いつけるレベルだと思ってます。2億ピクセルの解像度は優秀だけど多分そんなに使わないと思います。

  • 画質(動画)
    手振れ補正が優秀になったらしいです。らしいレベル(両方あんまり真面目につかってなかったんで・・・

その他機能面

  • バッテリー
    S23になって相当優秀になりました。ただ使えば減るのは一緒。今まで以上にちゃんとDeepSleepするし体感できるレベルでもつようになった気がします。

  • ネットワーク
    eSIM使えるようになったのは便利。後述しますが少し制限あります。
    テザリングが6GHz使えるようにはなりました。恩恵を受けられる環境がありません。。

  • その他機能
    サイズ感も変わらず、パフォーマンス面もS22時点で必要十分なので違いワカリマセン。

画面保護フィルター何がいい?

Galaxy Sシリーズは画面が湾曲している為、ガラス保護フィルターはほぼ全滅で使えないものが多いです。品質面などなどを鑑みると純正の「Galaxy S23 Ultra Screen Protector EF-US918」がおすすめです(私はこれにしました)


国内キャリア版S23 Ultraの制限について

他キャリアSIM利用での制限

基本的に他社のSIM入れても動きます。
販売当時は、販売キャリアのミリ波しか使えませんでしたが、その後のアップデートで直ってます。(au版は2023年6月のアップデートで修正されました。)

eSIM利用時の制限(NRDC利用制限)

ちょっとマニアックですが、eSIMを有効にするとSub-6とミリ波でのNRDCが利用出来なくなります。(KDDI SA環境でのNRDCを想定)

Sub-6と他の転用5Gバンドとかの組み合わせでは、NRCAで接続されるのとNSAでの接続には影響がないので、利用上はあまり不便は感じないとは思います。

サービスモードについて

販売時点のROM(auはSCG20KDU1AWC2)では、脆弱性が残っておりroot化せずにService modeの有効化が可能です。
★au版は、2023/06/14のアップデート(SCG20KDU1AWEA)で動作しなくなりました★

内容が内容なので、一旦有償記事として詳細記載します。下記注意事項の内容を了承できる場合のみ、ご購入ください。

※*#0011# のバンド情報表示は電話アプリからの入力で何もしなくても使えます。root化してからServiceModeを起動する方法を追記しました(2023/06/28)

◆注意事項◆

  • SCG20KDU1AWEA以降で動作しません。

  • XDAで公開された情報になります。
    →買わずに辿り着ける人は直接探してみる事をお勧めします。

  • 開発向けオプションを有効して、USBデバッグが使えるようになっている必要があります。
    (PCからadb接続ができる環境が揃っている必要があります)

  • 再起動するたびにadbからコマンド実行が必要です

  • ServiceModeで出来ることは多くないです。しかしながら設定内容を間違えると、普通にモバイルの通信が出来なくなります。(NV ITEMのReloadで治る内容ですが)

  • 購入記事の内容を実施したことでの事故・故障などについては一切責任は取れません。自己判断にてリスクを判断した上での実行をお願いします。


ServiceModeの有効化方法


★速報:2023/06/14の更新で脆弱性は塞がれました(KDDI版S23Ultra)★
固定機能を使いたい場合は、バージョンアップせず使うしかないです。

ここから先は

2,458字 / 2画像

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?