伊豆の歴史をたどる旅：沼津の重須にある長浜城跡
AikoとAoiのアラフィフパパQPちゃんです。
静岡で育ったQPちゃんの子どもの頃の家族旅行と言えば大概『伊豆』
そして、これまで西伊豆の真ん中あたり”安良里”と沼津の”重須”にヨットを停泊し、そのヨットを拠点に毎週末のように15年以上伊豆を巡り歩いたQPちゃんが、伊豆を中心に静岡県内の子連れ家族旅行にもおすすめのスポットを紹介していきます！
今回はヨットを停泊している重須にある観光スポットを紹介します！
伊豆半島のつけ根、駿河湾の奥深く入り込んだ奥駿河湾と呼ばれる海域に面している長浜城跡は、戦国時代に関東一円を治めた後北条氏の水軍の拠点として重要な役割を果たした城跡です。国の指定文化財であり、平成27年度に史跡整備が完了し、歴史好きや自然を愛する人々にとって魅力的なスポットです。
この城跡は、戦国時代から江戸時代初期にかけて地域の重要な役割を果たした場所であり、現在ではその歴史的価値と美しい景観で訪れる人々を惹きつけています。
この記事では、長浜城跡の歴史的背景や見どころ、周辺観光情報について詳しくご紹介します。
長浜城の歴史
長浜城は、室町時代末期から戦国時代にかけて築かれたとされる山城です。この城は北条氏の支配下にあった時期があり、伊豆地域の戦略的な拠点として機能しました。特に、戦国時代には北条氏と今川氏、そして武田氏との間で熾烈な争奪戦が繰り広げられ、伊豆半島の歴史における重要な舞台となりました。長浜城の最大の特徴は、駿河湾の奥、内浦湾を一望できる高台に位置している点です。
この地形を利用して敵の侵入を監視し、海路をコントロールする戦略的な城郭として機能しました。1570年代に北条氏直がこの城を改修し、より堅固な構造にしたと伝えられています。
その後、江戸時代に入り、徳川幕府の支配が安定すると、長浜城の役割は次第に薄れ、廃城となりました。しかし、城跡はその後も地元の人々に大切にされ、現在は伊豆半島の歴史を物語る貴重な文化財となっています。
長浜城跡の見どころ
長浜城跡を訪れる際には、以下のポイントに注目してください。
1. 城跡からの絶景
長浜城跡は奥駿河湾の海越しに富士山を望み、目の前に見える富士山の迫力は他の場所では味わえません。戦国時代にはこの景観が敵の動きを監視するために利用されていたと考えると、歴史の重みを感じずにはいられません。
2. 城郭の遺構
現在、長浜城の建物そのものは残っていませんが、曲輪（城郭の区画）や堀の跡、石垣の一部などが確認できます。これらの遺構を見て回ることで、当時の城の構造や防衛の工夫を想像することができます。
周辺のおすすめ観光スポット
・めんたいパーク伊豆
めんたいこで有名なかねふくが運営するめんたいこ工場で出来立てのめんたいこの直売やキッズコーナーが充実しています。
詳しくはこちら👇の記事をご覧ください。
・伊豆三津シーパラダイス
家族連れに人気のスポットで、イルカやアシカのショーや駿河湾の魚や日 本一深い駿河湾の深海生物などをみることができる水族館です。
淡島マリンパーク
内浦湾に浮かぶ淡島にある水族館で、船に乗って島に渡り見ることができる水族館です。こちらもイルカやアシカのショーを見ることができます。
・長井崎弁天島神社
ラブライブサンシャインの聖地で、多くのファンが訪れています。
大瀬崎
ダイビングスポットとして有名で、美しい海の景観を堪能できます。
沼津港
新鮮な海産物を味わえる飲食店が立ち並び、食事や買い物が楽しめます。
施設情報
住所: 〒410-0225 静岡県沼津市内浦重須
アクセス:
公共交通機関: JR東海道本線「沼津駅」から東海バス「木負農協前行き」または「江梨行き」で約38分、「城下橋」バス停下車、徒歩約5分。
車: 東名高速道路「沼津IC」から約30分。
まとめ
長浜城跡は、伊豆の豊かな自然と歴史を同時に体感できる特別な場所です。戦国時代の息吹を感じながら、美しい景観を楽しむことで、訪れる人々に忘れられない思い出を提供してくれることでしょう。
伊豆を訪れる際には、ぜひこの城跡を散策し、伊豆の歴史と自然の魅力を再発見してみてください。
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