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毒蜘蛛は、夜出る

<ショートムービー2.9/150字散文>

ナバホ族の友人に連れられて、居留地に夜着いた

暗いなか、1箇所だけ明るい集会所があった

若者が数人、15才くらいの妊婦がいた。表情は暗かった

居留地は、自治領。男の処分はあったのだろうと想像する

砂漠の夜は寒いので、ベッドに入った

「朝起きたら、靴の中の毒蜘蛛を調べた方がいい」

澄んだ空気より、死なないことが優先する場所だった








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