誰かの生まれた日だけど、心が温まる日にしたい
いとおしい人がやってくる。待ちきれない。心がざわつく。鼓動が胸に響く。
そして、その人が現れる。
駆け寄って熱い抱擁をと思っていたが、タイミングを失う。笑顔を交わしただけ。時間と距離が心を裂いていたことを思い知る。手のひらから砂がこぼれ落ちるように、想いがすれ違う。うたかたの想いは消えていく。
「再会」と言っても、うまくいかないのが現実。でも、夢や希望は持っていたい。クリスマスからニューイヤーにかけたホリデー・シーズンの再会は、英国のコマーシャルに多く描かれています。
⭐️大手百貨店ハロッズではない、中堅のジョン・ルイスの売りは、従来の親近感から時代を敏感に反映した多様性へ：
↑どんなに変わっていても仲間はずれにしない愛を感じます
⭐️英国は世界中に領土を持っていた名残で、採算度外視の路線も飛んでくれる会社が必要なので、飛行機会社は国営になっています。競争相手もいないし、ヒュースロー空港を舞台に再会編：
↑”帰郷することが、最高のプレゼント”というメッセージが、心に届きます。
ホリデー・シーズンは、自然に微笑みがこぼれます。でも、厳しい現実も忘れない
🌠米国Appleのコマーシャル：
↑登場した人物は、すべて自殺した人々。最期の映像を集めたものです。（決して、自死を勧めるものではない。気分がすぐれなければ観賞不可と、Appleの警告があります）。
↑カンヌ国際クリエイティブ・フェスティバル2023年のフィルム部門グランプリ受賞
