泉川 玲

一般の会社員ですが、ジャーナリズムに関心があり、今の立ち位置から何ができるか模索中です。 ※ChatGPTの評価(2024年8月3日現在):https://chatgpt.com/share/b057bd10-3d1e-47ac-ab66-5875950b2234

泉川 玲

一般の会社員ですが、ジャーナリズムに関心があり、今の立ち位置から何ができるか模索中です。 ※ChatGPTの評価(2024年8月3日現在):https://chatgpt.com/share/b057bd10-3d1e-47ac-ab66-5875950b2234

最近の記事

「実践的ケア」のススメー高齢化社会における実践知の考察ー【1】

はじめに  これから私が語ろうとすることは、高齢化社会における、広義のケアの提案である。「高齢者介護」を狭義のケアだとすれば、それを内包する形で広義のケアを提案しようとする試みと言ってもよい。  かつて、筆者の母校でもある慶応大学の創設者・福澤諭吉は、その名著『学問のススメ』の中で、士農工商の呪縛から解放された近代日本の幕開けに際して、実学の重要性を訴え、当時のベストセラーとなった。よく知られているように、江戸時代までの封建的な身分制度においては、いくら奉公しても立身出

    • 【経済学の学際的アイデア】エントロピーが小さくてハイテンションであるほどインフレになる。その逆だとデフレになり、重力に従い下降する。そして、分解されて土に還る。

      • 旋律・コード進行が似ている曲【11】

         THE ALFEE 『SWEET HARD DREAMER』  1985年6月19日に発売された『FOR YOUR LOVE』の収録曲。静と動のメリハリが面白いアルバムだが、言うまでもなくこの曲は動の方。MADな感じが良い。  吉幾三 『俺ら東京さ行ぐだ』 1984年11月25日リリース。  アップテンポの感じとか曲の展開とか、よく似ている。  …ところでこの曲の歌詞だが、「飛べない翼を広げたエンジェルたちが…」の部分。拝借したのでは?と疑わしいのが、少し前の1985

        • 旋律・コード進行が似ている曲【10】

           今回は番外編。タブーに斬り込むといった趣旨でご容赦。  長渕剛 『孤独なハート』 1984年3月21日リリース。  『家族ゲームII』の主題歌として、当時小学4年生だった筆者の記憶にも刻まれている。このドラマの気さくでやんちゃな兄貴のキャラクターは、その後のドラマに引き継がれていく。石野真子との離婚から1年が経とうとするこの頃、葛藤を抱えつつ振り切ろうとする心境が滲み出ているように感じる。  石野真子 『めぐり逢い』 1985年6月21日リリース。  長渕と離婚して

        • 「実践的ケア」のススメー高齢化社会における実践知の考察ー【1】

        • 【経済学の学際的アイデア】エントロピーが小さくてハイテンションであるほどインフレになる。その逆だとデフレになり、重力に従い下降する。そして、分解されて土に還る。

        • 旋律・コード進行が似ている曲【11】

        • 旋律・コード進行が似ている曲【10】

          旋律・コード進行が似ている曲【9】

          荒井由実 『あの日にかえりたい』 1975年10月5日発売 THE ALFEE 『ラブレター』 1979年1月21日発売  再起をかけてアレンジしたか、無意識の影響か。実によく似ている。  オフコースを意識しているっぽい曲もありますね。このアルバムは『メリーアン』のヒット後のリリースですが、この収録曲は下積みのライヴハウス時代から演奏されていたそう。模索の跡が垣間見えます。 ▼バックナンバー 旋律・コード進行が似ている曲【8】 旋律・コード進行が似ている曲【7】 旋律

          旋律・コード進行が似ている曲【9】

          聴き継ぎたい名曲【5】

           筆者の独断と偏見で、聴き継いでいただきたい楽曲やアーティストを取り上げていきます。  今回はミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff)。1960年代から1970年代にかけてのフレンチポップスを代表するアーティスト。  1972年の大ヒット曲『愛の休日(Holidays)』。ブリティッシュ・フォーク調のロック・サウンドに包まれ、休日を飛行機に例えた歌詞が自由の翼を羽ばたかせ、美しい航跡を描く。ファルセットを多用した歌唱が、その世界観に深みを与える。ロックと

          聴き継ぎたい名曲【5】

          経済観測

           前回の投稿からの経済情勢を概観し、課題や解決策の方向性を考察する。これまで「MMT(現代貨幣理論)の死角」と題して論考を進めてきたが、今回から、情勢変化・課題分析・解決策の考察の部分を切り離す。MMTに関する論考は、同じタイトルで別途投稿を予定している。  ■情勢の概要▢依然として厳しい状況が続く  まず、各社報道を参考に、この3ヵ月余りの情勢変化を象徴する4つのデータを振り返ってみたい。以下は相互に関連しているのだが、厳しさが増している状況を読み取ることができる。

          聴き継ぎたい名曲【4】

           筆者の独断と偏見で、聴き継いでいただきたい楽曲やアーティストを取り上げていきます。  今回はMy Little Lover。言わずと知れた小林武史プロデュースのグループ。小林武史と言えば、Mr.Childrenのプロデュースが先だったが、akkoの情感溢れる透明感のある歌唱、藤井謙二のギター、小林のアンサンブルが良質な世界観を創り出している。  当時は、小室哲哉プロデュースの全盛期だったが、小室のそれは、初期の斬新さがなく、焼き直しの紋切型を量産しているだけといった印象

          聴き継ぎたい名曲【4】

          富士山の入山規制は適切か?

           霊峰富士。言うまでもなく、日本の最高峰(3,776 m)であると同時に、2013年、世界文化遺産にも登録された世界屈指の景勝地である。その富士山について、今シーズン(7月初旬~9月10日)から入山規制が強化されるという。その妥当性を検討する。  規制内容の経済学的解釈  入山規制の議論は今に始まった話ではない。ここにきて急展開を見せたのが実情である。アルピニスト・野口健氏によると、文化遺産登録のリスク要因として引き延ばされてきたようだ(5月2日付産経新聞電子版参照)。昨

          富士山の入山規制は適切か?

          聴き継ぎたい名曲【3】

          筆者の独断と偏見で、聴き継いでいただきたい楽曲やアーティストを取り上げていきます。 今回はオリビア・ニュートン=ジョン。70年代~80年代半ばにヒット曲を放ったアメリカのポピュラー歌手。『カントリー・ロード』- "Take Me Home, Country Roads" (1972年)、『そよ風の誘惑』 - "Have You Never Been Mellow" (1975年)でおなじみ。 歌唱力だけでない。スター歌手の必須条件でもあるルックスも抜群である。ブロンドの美

          聴き継ぎたい名曲【3】

          MMT(現代貨幣理論)の死角【9】

           まずは、前回の投稿からの経済情勢を振り返り、課題の分析をしながら私見や解決策を述べる。続いて、これを踏まえてMMT(Modern Monetary Theory)を考える。 ■最近の経済情勢 ▢はじめに  2024年は波乱の幕開けとなった。各社報道によると、元日に発生した能登半島地震は最大震度7、マグニチュード7.6を観測し、倒壊家屋や津波被害の犠牲者といった「直接死」の多さでは1995年の阪神淡路大震災以降3番目の大きさ、国内での震度7は18年の北海道地震以来とされ

          MMT(現代貨幣理論)の死角【9】

          聴き継ぎたい名曲【2】

          筆者の独断と偏見で、聴き継いでいただきたい楽曲やアーティストを取り上げていきます。 今回はシモンズ。1971年デビュー。 透明感のある綺麗なハーモニーが印象的。ともかく当時の良質さは圧倒的。 儚い美しさ。言葉は要らない。良いものは良い。 旋律・ハーモニーともに素晴らしい。この曲は、亡くなられた谷村新司さんがまだ無名だった頃の作詞・作曲。参りました。合掌。 直接的には、ベッツイ&クリスのカバーから入ってきたとのこと。繊細なハーモニーが美しい。 グループ名はSimon

          聴き継ぎたい名曲【2】

          聴き継ぎたい名曲【1】

          筆者の独断と偏見で、聴き継いでいただきたい楽曲やアーティストを取り上げていきます。 初回はGARO。 Crosby, Stills, Nash & Youngの影響を受けたサウンドやハーモニーが特徴。日本のフォークロックの先駆けですかね。『学生街の喫茶店』のような作られたヒット曲も良いですが、オリジナリティー溢れるこのような曲も良質。玄人受けする作品です。今の若者よりもずっと大人っぽくて、渋い色気もあります。フォークギターをエレキのように演奏する姿は、当時の人にとって衝撃

          聴き継ぎたい名曲【1】

          愉しき思い出【2】

          あれは小学校5年生頃のことだったろうか。そうであれば、昭和60(1985)年頃の話である。体育の授業でいまだに忘れられない出来事があった。 校庭の鉄棒で逆上がりの練習をしていた。 今はどうか知らないが、私が小学生だった頃は、前回りから始めた。足をついてできるようになったら連続前回りにレベルアップしていく。 逆上がりも同じである。 その日の体育の授業では、まずは復習を兼ねて一人ひとり、先生の前で足をついて逆上がりを行った。大体この程度なら、大方の児童がついていける。

          愉しき思い出【2】

          旋律・コード進行が似ている曲【8】

          チューリップ 『青春の影』 1974年6月5日発売 The Beatles 『The Long and Winding Road』 1970年9月5日発売 さすが、“日本のビートルズ”と言われるだけあって、影響を受けているっぽい曲が多い。 ▼バックナンバー 旋律・コード進行が似ている曲【7】 旋律・コード進行が似ている曲【6】 旋律・コード進行が似ている曲【5】 旋律・コード進行が似ている曲【4】 旋律・コード進行が似ている曲【3】 旋律・コード進行が似ている曲【2】

          旋律・コード進行が似ている曲【8】

          旋律・コード進行が似ている曲【7】

          レベッカ 『MOON』 1988年2月26日発売 今回はやや趣旨からずれるかもしれないが、シンディ・ローパーやマドンナの印象が強いこのバンドのこの曲は、 松田聖子 『秘密の花園』 1983年2月3日発売 の世界観からインスピレーションを受けたのではないかと思えてならない。ママに内緒でロマンティックなことをするのか、ハードで退廃的に月とともにあるのか… ▼バックナンバー 旋律・コード進行が似ている曲【6】 旋律・コード進行が似ている曲【5】 旋律・コード進行が似ている曲

          旋律・コード進行が似ている曲【7】