2024年エリザベス女王杯2
昨年の勝ち馬ブレイディヴェーグは府中牝馬ステークスを勝ちながらエリザベス女王杯ではなく翌週のマイルチャンピオンシップに向かいました。
エリザベス女王杯は芝2200mで行われますが、オープンクラスの牝馬限定戦という括りで該当するのはエリザベス女王杯と新潟牝馬ステークスだけになります。2020年に新潟牝馬ステークスが出来るまではエリザベス女王杯だけだったのでかなり特殊な条件になります。
新潟牝馬ステークス馬は過去3回出走していますが、2021年の勝ち馬マリアエレーナは当年は出走せずに2023年に初出走しています。昨年のメモリーレゾンは不出走。新潟牝馬ステークス馬いなかったのは2021年だけになります。
新潟牝馬ステークス馬のエリザベス女王杯出走
2020年 ウラヌスチャーム 13着(02着同枠)
2021年 不出走
2022年 ホウオウミューズ 07着(01着対角)
2023年 マリアエレーナ 15着(02着対角)
2024年 ○外ホールネス
(注)2023年に出走したのは2021年の勝ち馬マリアエレーナで当年の勝ち馬メモリーレゾンは不出走
こうして見ると、出走すると連対馬の同枠や対角に配置されているのがわかります。次にもう一頭のオープンクラスの牝馬限定芝2200mの勝ち馬エリザベス女王杯馬の2020年以降の出走状況を見てみます。
2020年以降の過去のエリザベス女王杯馬の有無
2020年 ラッキーライラック 01着
2021年 不出走
2022年 アカイイト 04着
2023年 ジェラルディーナ 05着
2024年 不出走
新潟牝馬ステークスが出来た2020年以降、過去のエリザベス女王杯馬が出走したのが2020年、2022年、2023年の3回で2021年は前年に連覇したラッキーライラックが引退してしまったので、エリザベス女王杯馬不在。ただ、それに呼応するかのように新潟牝馬ステークス馬も上にまとめたように不在でした。要するに、新潟牝馬ステークス馬は必ずエリザベス女王杯馬と揃って出走しているという事になります。
ところが今年はエリザベス女王杯馬ブレイディヴェーグが出走せず、新潟牝馬ステークス馬○外ホールネスだけが出走して来ました。エリザベス女王杯馬と出会わない初めての新潟牝馬ステークス馬です。また、新潟牝馬ステークス馬は昨年からリステッド競走に格上げされていますが、格上げ後初めての出走でもあります。
オープンクラスの牝馬限定芝2200mの上位戦エリザベス女王杯馬と出会わない事、併せて昨年からリステッド競走になっている事が今年初めて新潟牝馬ステークス馬を直接連対させる要因になるのでは?と推測し○外ホールネスを本命に推します。
◎ホールネス
○レガレイラ