2025年フェブラリーステークス1
昨年の記事では3歳ダート三冠を受けて今年からフェブラリーステークスは距離変更するのでは?と予想しましたが、残念ながらその予想は外れました。ちょっと早かったのかどうかはもうしばらく見てみたい所です。ちなみに昨年新しく整備された3歳ダート三冠のタイトル馬は登録段階から不在になりそうです。
羽田杯 アマンテビアンコ 放牧
東京ダービー ラムジェット サウジカップ
ジャパンダートクラシック フォーエバーヤング サウジカップ
そんな中、フェブラリーステークスに向けての変更があったのはステップ競走。芝では間隔を1節前にするという変更があったものの、ダートG1に関してはその変更はなかったのですが、昨年まであった東海ステークスが夏季番組に移動し、夏季番組にあったプロキオンステークスが東海ステークスの位置に移動して来ました。プロキオンというのは冬の星座であるこいぬ座の1等星の事で、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウスと冬の大三角形を構成するのであれば、夏季番組に存在していたというのが違和感があった訳で、あるべき場所に来たという事になります。
それはさておき、フェブラリーステークスがG1になった1997年にこの位置にあったのが平安ステークスでした。
1997年 G3平安ステークス 京都ダ1800m
01着 シンコウウインディ ⇒ フェブラリーS 01着
01着 トーヨーシアトル
1着同着となったシンコウウインディとトーヨーシアトルですが、シンコウウインディがG1フェアリーステークスの初代勝ち馬となり、トーヨーシアトルは2着同枠でした。その後平安ステークスは2012年まで1月の京都開催として行われましたが、2013年からは5月に移動。
それと入れ替わるようにして東海ステークスが1月の中京開催に移動。移動して来て早々、東海ステークスを勝ったグレープブランデーはフェブラリーステークスも勝ちました。
2013年 G2東海ステークス 中京ダ1800m
01着 グレープブランデー ⇒ フェブラリーS 01着
こうした事から今年プロキオンステークスが1月に来たのであれば推測される一つの答えはこれ。
2025年 G2プロキオンステークス 中京ダ1800m
01着 サンデーファンデー ⇒ フェブラリーS 01着?
ただ、サンデーファンデーはシンコウウインディやグレープブランデーとは違い、3歳時にユニコーンステークスや現ジャパンダートクラシックの連対歴も出走歴もありません。なので、少し捻るのであればサンデーファンデーの同枠。
或いはプロキオンステークス2着だったサンライズジパングはユニコーンステークスやジャパンダートクラシックの連対歴はありませんが、不来方賞1着、ジャパンダートクラシック3着という3歳ダート戦への出走はあるので、こちらの個性の方が2頭に近いかもしれません。
事前の段階では、
サンデーファンデー or サンライズジパング
としておきます。