2024年秋華賞1
今年の秋華賞は登録段階でフルゲート割れの17頭で、最終的に15頭になりました。フルゲートから取消や除外でフルゲートでの発走にならなかった事はありますが、枠順発表時点でフルゲート割れは阪神開催だった時を含めても初めてになります。
そんな秋華賞ですが、今年は阪神開催だった2021年以来の4日目開催。現行のポジションになってから、4日目と5日目を行ったり来たりしていますが、今年の場合それだけでなく、ちょっと特殊な日割での開催となります。
10月12日(土)5回京都03日・4回新潟03日
10月13日(日)5回東京03日・5回京都04日
10月14日(月)5回東京04日・4回新潟04日
祝日の週の3日間開催は9月の4回中山・4回阪神(今年は3回中京)などがあり、秋華賞の週が3日間開催だったのは2019年ですが、この時は東京と京都で土曜、日曜、祝日を3日間開催でした(ただしこの時は台風の影響で東京開催は振替あり)。
https://bangumi-theory.com/program/2019/2019_nittei.pdf
今年の場合は、従場開催として新潟があり、東京・京都・新潟の3場開催で、計6日を3日間でやるという、2004年から2011年に主にローズステークスとセントライト記念が組まれた週にやっていた日割です(2008年だけは秋季の開幕週)。この3場6日を3日間でやるという日割がG1の週に組まれる事は非常に稀です。過去に一度だけだと思いますが、それが2008年のマイルチャンピオンシップの週です。
この時は、5回東京・5回京都・3回福島の3場開催で、以下のようになっていました。
11月22日(土)5回東京05日・3回福島09日
11月23日(祝)5回東京06日・5回京都05日
11月24日(月)5回京都06日・3回福島10日
この年のマイルチャンピオンシップを勝ったのが、当時まだG3だった府中牝馬ステークスを勝ったブルーメンブラット。
4枠07番 ブルーメンブラット G3 東京芝18 府中牝馬S
ステップ外の芝1800mG3戦から勝つというのを再現するなら、今年15頭立てのど真ん中に入ったコガネノソラという事になります。
5枠08番 コガネノソラ G3 札幌芝18 クイーンS
昨年も1着同枠にいたクイーンステークス馬(ドゥーラ)が、今年は自身が勝つのかどうか?勝てば2011年のアヴェンチュラ以来となります。