2024年エリザベス女王杯回顧
ホールネスは新潟牝馬ステークス馬として初めて馬券に絡みましたが、残念ながら3着まで。エリザベス女王杯馬不在という空き巣狙いは許されませんでした。
勝ったのは一昨年の秋華賞以来の勝利となった3番人気スタニングローズ。秋華賞以降にやった事と言えば4歳時の中山記念とヴィクトリアマイルの1着同枠歴、今年のヴィクトリアマイル2着同枠歴のみ。直接馬券に絡む事はなく、陰に徹していました。3歳秋華賞出走馬不在から古馬の秋華賞馬をピックアップするのはかなり難しかったです。一応、一番人気のレガレイラの対角にいるので(共に芝2000mの世代限定馬齢G1馬)、レガレイラを目印に対角に注目するという事はありだったかも知れません。
更に意味不明なのは2着のラヴェル。馬名から連想されるのはボレロ(これしか知りません)ですが、最後に勝ったのがスタニングローズが秋華賞を勝った翌々週のアルテミスステークスのみ。破ったのはリバティアイランドになりますが、こちらもアルテミスステークス以降はオークス4着が目立った戦歴で、その他ではエリザベス女王杯と同じ舞台の今年の京都記念の2着同枠歴(5着。ベラジオオペラは今年の大阪杯馬)で、こちらも陰に徹したような形でした。
古馬の牡馬混合G2の連対歴というのはエリザベス女王杯連対馬によく見掛る戦歴だと思いますが、結果を見る限りは連対同枠歴の方が表に出るというのが今年のエリザベス女王杯のテーマだったのかもしれません。フルゲートに1頭欠ける17頭立てだったり、3歳秋華賞出走馬不在だったり、前年エリザベス女王杯馬がステップ競走を勝ちながら出走しなかったりと、色々な要素が絡み合ってそうですが、その辺はきちんと検証する必要がありそうです(やるかどうかはわかりませんが…)。
空き巣狙いに失敗した新潟牝馬ステークス馬ですが、3着とは言え爪跡は残したと思います。ここから何かを変えた時には直接連対すると思いますので、その時には今度こそ的中させたいと思います。