2024年菊花賞
出走していれば1番人気確実だった皐月賞馬ジャスティンミラノがいない今年の菊花賞の1番人気は今現在ダービー馬ダノンデサイル。この馬が菊花賞馬になるのかどうか?が今年のポイント。
ダービー馬の菊花賞
1984年 01着 シンボリルドルフ
1986年 02着 ダイナガリバー
1987年 09着 メリーナイス
1989年 04着 ウィナーズサークル
1992年 02着 ミホノブルボン
1993年 03着 ウイニングチケット
1994年 01着 ナリタブライアン
1995年 05着 タヤスツヨシ
1996年 03着 フサイチコンコルド
1998年 02着 スペシャルウィーク
1999年 06着 アドマイヤベガ
2000年 05着 アグネスフライト
2001年 04着 ジャングルポケット
2003年 03着 ネオユニヴァース
2005年 01着 ディープインパクト
2006年 04着 メイショウサムソン
2011年 01着 オルフェーヴル
2014年 09着 ワンアンドオンリー
2020年 01着 コントレイル
2023年 02着 タスティエーラ
菊花賞に出走したダービー馬を書き出してみましたが、三冠馬誕生時だけしかダービー馬は菊花賞馬にならないという単純な話になります。これにて終了...となるはずですが、そうならない、つまりタケホープ以来のダービー、菊花賞の二冠馬の可能性があるのでは?と思う部分もあります。
菊花賞を勝つのは三冠馬になる時で、三冠馬と言うからには皐月賞も勝っている訳ですが、別の言い方をすると皐月賞を負けていないダービー馬という事でもあります。この辺、競馬番組系の人が良く使う言い回しだと思いますが、この負けていないには2パターンあって、一つはそもそも出馬表にいない、つまり不出走というパターン。もう一つが出馬表にはいるけど着順がないというパターン。着順がないパターンは更に2つのパターンあって、ゲートインしてスタートし競走中止になるパターンと、取消や除外になるパターン。スタートしてしまえば馬券の払い戻しはありませんので負けたのと同じですが、ゲートインをしていなければ払い戻し対象ですので、負けたという訳ではありません。屁理屈と言えばそれまでですが、スタートしていない以上「負けていない」に該当すると思います。
もちろん三冠馬を目指して負けた場合もあり、ミホノブルボン、ネオユニヴァース、メイショウサムソンが該当します。三冠馬誕生年については既にnoteでも記事を書いているので、この3頭は対象年度ではなかったという事ですが、ダノンザテイルの場合は三冠馬になる訳ではないので、ここを勝つ事に特に年度的なハードルはないと思います。
定量戦初のG1ダービー馬シンボリルドルフと比べると、馬齢戦初のG1ダービー馬ダノンザテイルはかなり劣るように見えますが、中山芝2000mのG3馬齢戦の勝ち馬としてダービー馬になったという根っ子は同じなので、三冠馬ではないダービー馬の菊花賞制覇に期待をしてみます。
相手はトライアル組からはメリオーレムとビザンチンドリーム(京都の馬齢57キロのきさらぎ賞馬!)。後は出目的には6枠を少し買ってみようかなと思っています。
◎ダノンザテイル
〇メリオーレム、ビザンチンドリーム、ショウナンラプンタ、シュバルツクーゲル