ストーリー思考で感動を生み出す 第708幕
息子が先日、作家の星渉さんの『星ゼミ特別講座』を受講した。
その内容『カリスマだけが知る神トーク9つの秘密』を、9回に渡ってシェアしていきたいと思う。
今日は、その第7回目『ストーリー思考で感動を生み出す』である。
今まで、6回の星渉さんの講義の紹介を行なってきた。
第1回目は、私の記事『初対面の全ての人をファンにする質問力の掟 第638幕』を、
第2回目は、私の記事『話すことの緊張は1秒で解決できる 第652幕』を、
第3回目は、私の記事『カリスマ性を発揮する「神プレゼン力」第659幕』を、
第4回目は、私の記事『経営の神様が実践していた「WHY問答」第666幕』を、
第5回目は、私の記事『人を動かす「87%の法則」第673幕』を、
第6回目は、私の記事『トーク力をUPさせる「究極の思考整理術」 第701幕』を、参照願いたい。
有難いことに有料講座であるにも関わらず、動画の中で、この内容を各種SNS等での拡散がOKである(ライセンスフリー)。
どんどんアウトプットしてご自身の学びに役立ててくださいと星渉さんは述べている。
みなさんにシェアできることに感謝したい。
星渉さんは、語る。
『知識には価値はない。本当に価値があるのは変化だ。その変化に必要なのは、知識ではなく行動です。一番価値があるのは、行動に直結するトレーニングなんです。』
第7回 ストーリー思考で感動を生み出す
1.感動の定義
感動とは、涙を流すことではない。腹落ちする。腑に落ちることである。
2.腑に落ちる話し方とは?
①ストーリーがある。
②例え話を出す。
3.なぜ、例え話が有効?
①物事を、客観的にみれるから。
例えば、「自分の家の喧嘩と隣の家の喧嘩」の場合、同じ内容であっても、全く違って見える。
隣の家の喧嘩の方が、客観的に見え、解決策・最適解が見出しやすい。
だから、客観的に見える例え話をすることで、腑に落ちやすくなる。
例え話は、冷静に物事を見れる。→納得する流れに持って行きやすい。
4.例え話を使っていますか?
みなさんは、例え話を使っていますか?
例えば、「達成率120%は失格である(松下幸之助さんの言葉)は、なぜか説明せよ」の場合、
ある経営者さんが、松下幸之助さんに「今月我が社は、達成率120%でした」と得意げに話した時に、松下幸之助さんから「お前は経営者失格だ」と言われた。
こんなの腹落ちします?目標率120%達成しているのに。
しかし、松下幸之助さんは、ある例え話をして「確かに」と腹落ちさせて、その経営者を納得させた。
「電車で5日かかるところを3日で到着して良いのか?5日かかると思って準備しているかもしれない。線路が空いていないかもしれない」と言ったという。
例え話で、腹落ちできる、物事を当事者ではなく他人として客観的に見えるようになる。
感動する話=腑に落ちる話=ストーリー=例え話
5.どうやったら「腑に落ちる」例え話ができるようになるのか??
例え話思考「4STEP」
①伝えたい結論を考える。
「目標率120%は失格」
②伝えたい相手が興味があること・知っていることは何かを考える。
「電車のことは知ってるよな」
③その中に同じような場面がないかを考える。
「電車で120%になることは?予定時間より早く着くと困るよね」
④見つかるまで②と③をを繰り返す。
見つからない場合は、②と③を繰り返し考える。
この4STEPの型を知っていること、この型を練習することが大事。
6.本日のトレーニング
本日のトレーニングは『例え話思考「4STEP」を使って伝える』です。
例「人の話を最後まで聞くのが大事」で、トレーニングしてみましょう。
①伝えたい結論は?
②伝えたい相手が興味のあることは何か?
③その中で同じような場面がないか?
④見つかるまで、②と③を繰り返す。
自分の世界に止まっていてはダメ。
周りの人を観察する目が大事になってくる。
7.感想
第1回目の『初対面の人をファンにする方法』、第2回目の『緊張の対処方法』の基礎編、第3回目の『神プレゼン力のテクニック』、第4回目の『WHY問答』、第5回目の『ボディーランゲージを使った話し方』、第6回目の『思考整理術』の実践編を踏まえて、今回もまた今まで考えたこともないようなテクニックを教えてもらった。
相手に感動を与える話し方をするには、ストーリーがあること、そのための例え話が重要であることを知った。
そして例え話を導き出す「4STEP」の例え話思考の方法を学んだ。
この方法をトレーニングすることで、コミュニケーション力を向上していきたいと思う。
ぜひ、みなさんもご一緒に、トレーニングしていきましょう。
そして、どんな場面でも魅力的に話せる『神トーク力』を身につけてしまいましょう。
いつもご覧頂きまして 有難う御座います。
スキ フォロー コメント等を頂きまして 有難う御座います。
では また次のnoteで お会いしましょう。