[詩]茜さす 第57幕
茜さす 京の都の 麗しさ 三柱の朱龍 清水に舞う
夕闇迫る 京都の街
清水寺の 参拝後
産寧坂を 降りていく
突然 目の前には 茜さす空が
そして 三柱の朱龍が
優雅に のんびり 舞っていく
嗚呼 ありがたやと 手を合わせ
そして 思わず 一首読む
”茜さす 京の都の 麗しさ
三柱の朱龍 清水に舞う”
お粗末!(笑)
「茜色に 真っ赤に染まった京都の街並みの麗しさ それはまるで 三柱の朱龍が 清水の中を泳いでいるが如し清水の舞台を舞っているが如し」
そんな意味合いを込めました。
2年前の秋、息子と行った京都旅行で撮った写真にインスパイアされて、詩を読みました。
『茜さす』は、万葉集の和歌の枕詞として出てきます。
本当は、夕焼けではなく朝焼けの情景のようですが、ご容赦ください。
『茜さす』で始まる、万葉集の有名な和歌といえば、
『茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る』 額田大が読んだ歌ですね。
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