[詩] 春夏秋冬 第29幕
『春』
春 麗かな日
三々九度の盃で 君と夫婦となり
新しい生活が始まった
2年目の春 まじか
嬉しい知らせが 舞い込んだ
君のお腹の中で 元気よく
泳ぎ回っては 逆さになっていた
息子も 元気に生まれる
大役果たした 君の横顔 穏やかで
窓から 光が降り注ぐ
なんたる 奇跡!
心から ささやかな 幸せを
噛み締める
『夏』
5年目の夏 真っ盛り
いのちの危機を 乗り越えた
娘も 元気に生まれてきた
娘の顔は 息子と 瓜二つ
まさしく 兄弟になりにけり
四人で 始まる生活に
深く 感謝し 幸せに浸る
『秋』
20年の 月日が流れ
子育て 落ち着く 秋の日に
ほんの些細な 出来事が
ほんの小さな 我の張り合いで
君の心と すれ違い
修正図れど 逆効果
どんどん 心が 離れてく
君との会話も 最小限度
子供を使って 用事を済ます
『冬』
二人の心に いつの間に
木枯らし 吹き荒ぶ 極寒の
冬に突入する
君の放つ言葉の端々に
冷たい 薔薇の棘が 突き刺さる
そして 長い 長い 冬が
いつまでも 続いていく
それから 私は 諦めた
そして すべてを 手放した
時の流れに 身を任せた
『春の兆し』
28年目に 転機が 訪れた
一羽の ”フクロウ” が 降り立った
まさに 宇宙からの
守護霊様からの 贈り物
その名は『ソロモン』
息子が置いていった本
『サラとソロモン』との出会い
宇宙の法則 『引き寄せ』を
その時 初めて知ることに
そこから 『エイブラハム』
の本を読み
『引き寄せの法則』を実践し
スピリチュアルの本や
you tubeで 学びだす
32年目を迎えた 今日 この頃
”ふと 気がついた”
”小さなことだけど
願いが叶い出す”
”叶う時間が 早くなる”
”自分の気持ちが 少しづつ
明るくなっていく”
”自分のこと 君のこと
すべてのことを 受け入れた
『受容した』”
”感謝した”
意識せずとも
”『ありがとう』”
”手を合わせ
『いただきます』
『ご馳走さま』 を言っている”
”私の心が 穏やかになる”
本当に 不思議だ
”私”が
今までの ”私” と 訣別し
新しい ”私” に 生まれ変わる
”これが 私の 覚醒?”
”君が 私の 運命の人?”
”ツインレイ” であるかは
わからない
もし ”ツインレイ” ならば
この ”長かった 極寒の冬”が
”サイレント期間” ということに?
でも、今は
”ツインレイ” でも
”ツインレイ” でなくても
どちらでも 構わない
君と私は
この地球で
この日本で 出会った
出会うべきして 出会った
奇跡の ”ソウルメイト” であるから
きっと この長い 極寒の冬は
私に 大切なことを 気づかせるため
そこに
”愛”があることを
気づかせるために 必要だったこと
私が この地球に降り立つ前に
決めてきたこと
そう
”愛” を 知ること
私が ”覚醒” し始めた頃から
”不思議と 君の言葉から
薔薇の棘が なくなった”
”話す言葉が 優しくなった”
”君と 自然に 言葉を交わせる”
”夕飯のおかずも 一品増えた”
”私は 君に感謝する”
長い 長い 極寒の冬から
雪の下に 春を待ち侘びる
ふきのとうの 芽生えを見た
もうすぐ 冬は終わる
春の兆しを 感じた
春夏秋冬 季節は巡る
君と私の旅路は つづく
今回は、私達夫婦の物語を [詩] にしてみました。 照。
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空(くう)でした。