#04 リーダーの関わり方でチームは変わる
職場にチーム作りがとても上手い先輩がいる。
隣のチームのリーダーがその先輩に変わってわずか数週間〜1ヶ月で、雰囲気が徐々に変わってきているのを傍目に見て感じている。
3月までのそのチームはまるで個人商店。
一人ひとり頑張っているけど、目前の仕事を捌くのに精一杯で皆疲弊してる。
外からはそんな風に見えていた。
それが徐々に、相談しやすく、互いに協力しようと声を掛け合う様子、何より全体のチームの雰囲気が少し明るくなってきているようにも見える。
その先輩がどんなコミュニケーションを取っているかここでまとめてみたい。
①積極的に反応する
会議の場でも、日常のちょっとした雑談でも一人一人の発言に対して必ず(大きめに)リアクションを取っている。
時には大きな声で笑ったり、親身に耳を傾けて考えたり...リアクションを取ってくれる存在がいることで場の空気が和み、皆んなが発言しやすい環境があっという間に出来上がる。
②ミスを明るく受け止める
着任直後にミスやヒヤリハットなど様々なハプニングが生じた時に、とにかく明るく受け止めていて、ミスが発覚した後に職場に広がるあの独特な重い空気を笑い飛ばす勢い。
まずはチームの誰もが悪い報告をしやすい空気を作る段階だと意識されていたのだと思う。
③一人ひとりの日々の頑張りを認める
業務の進め方、意識などチーム内の課題は山ほどあるけれど、やり方はどうであれまずは一生懸命仕事に向き合う姿勢をきちんと労う。
今まで黙々と業務に追われていたメンバーの仕事の大変さを理解し、共感を示すことで、一人ひとりに光が当たっていく感じがした。
仕事内容もメンバー構成もほぼ変わらない中でも、メンバーに向き合えるリーダーに変わるだけで、個人の集まりのようなバラバラなチームに変化の風が吹くのだと実感する1ヶ月だった。
わたしは自分のチームで、どんな(良い)影響を与えられる存在になれるだろうか。
自分らしいチームへの貢献の仕方って何だろうか。
少し考えてみたいと思う。