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「カンバセーションズ」をリニューアルした理由

はじめまして。
インタビューサイト「カンバセーションズ」の原田優輝です。

2012年に「インタビュアーにスポットを当てる新感覚インタビューサイト」としてスタートした「カンバセーションズ」は、2018年6月に「『問い』をカタチにするインタビューメディア」として、新たに生まれ変わりました。

「カンバセーションズ」は、編集者として活動している主宰の原田が日々の仕事を通じてインタビューしてきた方々をはじめ、各分野で活躍するクリエイターや文化人がインタビューをする側にまわり、「いま話を聞きたい人」に取材するという極めてシンプルな発想からスタートしたメディアです。

時代の先頭を走るクリエイターや文化人の方たちが、各界のスペシャリストたちに「問い」を投げかける「カンバセーションズ」のインタビュー現場はどれも非常に刺激的でした。
例えば、こんな記事や、

やこんな記事など、

普段の仕事ではなかなか立ち会うことができない、編集者として知的好奇心をくすぐられるような数々の対話の現場に立ち会うことができました。
その中で、「答え」ではなく「問い」にこそ、その人の人間性や現在進行系の問題意識が現れるという大いなる発見もありました。

また、インタビュアーの興味・関心や人脈に依存するところが大きかったカンバセーションズでは、あっと驚く有名人から、知る人ぞ知るマニアック(?)な存在まで、インタビューされる人たちの顔ぶれも、我ながら他のメディアにはないものになっていたのではないかと思います。

そして、「これは新しいインタビューのフォーマットになるのでは?」と思うような、斬新な形式のインタビューが数多く生まれたのも、カンバセーションズの特徴です。
これらは、
「僕と結婚した理由」をインタビューという公の場を通じて奥さんに聞いてしまったり、

大人が子どもにインタビューをするという予測不可能な企画を敢行するなど、

インタビュアーの方々の自由な発想とチャレンジ精神、そして卓越したコミュニケーション力の賜物だったと思います。

このようにしておよそ6年間にわたり、100を超えるインタビューを収録してきたカンバセーションズの取材現場では、ユニークな視点を持つインタビュアーと、彼らの「問い」に応えてくれるさまざまな分野の取材対象者の間で、ワクワクするような化学反応が幾度となく生まれてきました。

そんな数々の取材現場に立ち会う中で、ずっと抱いてきた思いがありました。
それは、
「この場で交わされる対話の成果が、インタビュー記事という読み物のコンテンツだけで終わってしまうのはもったいない!」
ということでした。

そこで、スタートから7年目を迎える2018年、カンバセーションズは、読み物としてのインタビュー記事を配信してきた従来の活動から、少し役割を変えることにしました。

「『問い』をカタチにするインタビューメディア」

新しくなったカンバセーションズのインタビュアーとなるのは、新規プロジェクトや作品制作のアイデアを持つクリエイターや起業家、企業や自治体の新規事業担当者たち。
すでに、第一期インタビュアーとなる3人のプロジェクトがスタートを切っています。

さらに、カンバセーションズのリニューアル記念イベント&交流会も先日ひっそりと開催しました。


コンテンツ配信メディアから、共創のプラットフォームへ

カンバセーションズでは、インタビュアーたちの着想をカタチにする過程で必要となるリサーチの場をインタビューを通じて提供し、その過程をインタビュー記事として発信していくだけではなく、多くの専門家や有識者、そして読者のみなさまのお力を借りながら、アイデアのブラッシュアップや資金調達、人材マッチング、PR面のサポートなど、プロジェクト実現までインタビュアーに伴走していく新しいメディアのあり方を模索していきたいと思っています。
先日開催したリニューアル記念イベントも、実はその一環でした。

このnoteでは、カンバセーションズからのお知らせや、取材の裏話、そして、noteのためのオリジナルコンテンツなどを配信していきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします!

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