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「問い」を共有することは、ありたい未来を共有すること

こんにちは。
「問い」をカタチにするインタビューメディアカンバセーションズ」の原田です。
気づけばまたしてもすっかり更新が滞ってしまい、4月以来およそ半年ぶりの投稿となってしまいました…。
前回の投稿では、カンバセーションズとして初めて取り組んだクラウドファンディングの目標達成をご報告させていただきましたが、
早くもそこから半年が経過し、第3期インタビュアー3組の「問いをカタチにする新プロジェクト」は着々と進行しています。
(なかなか経過がご報告できず、申し訳ありませんでした…)

新たな試みから得られた発見

今回のプロジェクトでは、これまでのカンバセーションズとは異なり、
3組のインタビュアーそれぞれに伴走する担当編集・ライターがついてくれています。
インタビューの原稿化はもちろん、インタビュアーたちの問いの言語化、インタビュー対象の選定・調整、出張取材の動向など
3名の編集・ライターがそれぞれのやり方でインタビュアーたちと並走し、
プロジェクトの推進に一役を買ってくれています。
その中で、これまでにはなかったプロジェクトの進め方、取材のフォーマットやコンテンツのアウトプットが生まれるなど、
カンバセーションズにもさまざまな発見や気づきがもたらされていて、
編集・ライターの面々には大変感謝しています。

例えば、座談会形式のインタビューや(↓)、

取材先の仕事場訪問レポート+インタビューなど(↓)、これまでにない取材形式にもトライしています。

「『問いを共有するという裏テーマ

そして今回のプロジェクトは、「これからのものづくりという共通のテーマを掲げていることが最大の特徴で、
この大きな「問い」のもと、3組のインタビュアーそれぞれが掲げた「問い」を深めています。
そんな本プロジェクトの裏テーマは、
「個人の『問い』を共有する」ことです。
このあたりの話は、以前の投稿でも書かせて頂きました。

これまでのカンバセーションズでも、「同期」となるインタビュアー同士が刺激を与え合ったり、
インタビュアー間でのコラボレーションが生まれることが多々ありました。
それを受けて今回の取り組みでは、
「ものづくり」という共通のテーマを設定することによって、
同期インタビュアー間で問題意識が共有され、
さらに各自の「問い」の背後にある個人的な視点からも刺激が得られ、
それぞれのプロジェクトに広がりが出る
のではないかという考えがありました。

(↓リニューアル後の第一期インタビュアー3人による鼎談記事。「同期」の関係性や大切さなどについても語ってくれています。)

新プロジェクト初の中間報告会

まさにそんな「問いを共有する」ための場として、
中間報告会を
定期的に開催することは当初から決めていたのですが、
プロジェクト開始から約半年が経ったタイミングで、
第1回目の中間報告会をオンラインで執り行いました。

(↓カンバセーションズ第3期インタビュアー&担当編集・ライターに加えて、先日のクラウドファンディング支援者の方にもご参加いただいた中間報告会。)

スクリーンショット 2021-09-13 20.13.49

中間報告会は前後半2つのパートで構成され、
前半ではこれまでのカンバセーションズでのインタビューの振り返りを、
担当編集・ライターからインタビュアーへのインタビュー(わかりにくくてすみません…)という形で行いました。
3組の中間報告インタビューは下記からご覧頂けます。

そして後半パートでは、それぞれのインタビュアーがこれからプロジェクトを進めていくにあたっての指針やヒントになりそうな「問い」を投げかけ、
参加者全員で議論しました。

(後半パートのレポートはこちら↓)

オンラインで醸成された暖かな空気

議論された内容については上記リンク先の記事からご確認頂きたいのですが、
約2時間に及んだ中間報告会は、オンライン開催にもかかわらず、
終始暖かな雰囲気に包まれていたことがとても印象的でした。
(今回は東京以外に拠点を置くメンバーが大半を占めていることもあり、オンラインでなければこのような場をつくることは難しかったかもしれません。)

それぞれの領域や立場からものづくりに取り組むインタビュアーたちの「問い」や、ものづくりへの「姿勢」がこの場を通じて共有されていく中で、
未来に向かおうとする明るい意志や暖かい空気のようなものが場に満たされていったのではないかと感じました。

「同志」という言葉がありますが、まさにこの場には、
志を同じくする仲間としての信頼感・安心感がありました。
そして、個人の「問い」を共有することは、
ありたい未来を共有していくことにもつながる
のだと確信できた一夜となりました。

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「問い」を共有することで生まれるものとは?

先日実施したクラウドファンディングにおいても、
個人の「問い」を共有するというテーマを、インタビュアー間のみならず、
読者・支援者の方たちにまで広げていきたい
というメディアとしての願いをお伝えしました。

(↓READYFORのクラウドファンディングページより。)

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今回の中間報告会ではクラウドファンディング支援者の方にもご同席いただきましたが、
その方が会の最後に残してくれた言葉を聞きながら、
ものづくりに真摯に取り組む人たちの姿勢や思い、悩みが共有されることによって、
モノを受け取る使い手の側にも、単なる消費にとどまらない「喜び」や「誇り」が生まれるのかもしれない
と感じました。

昨今は「プロセスエコノミー」なんていう言葉も広がっていますが、
これからもカンバセーションズでは、
問いをカタチにしていくインタビュアーたちのプロセスに並走しながら、
これからのものづくりのあり方、メディアのあり方を皆様と模索していきたいと考えています。

引き続き3組のインタビュアーのプロジェクトならびにカンバセーションズを応援頂けるとうれしいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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