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【ストラテジーグループ】日系大手システムインテグレーター企業におけるプロジェクト支援

みなさん!こんにちは。
コロニーの人事担当です。
今回は、ストラテジーグループシリーズのプロジェクト紹介となります!
日系大手システムインテグレーター企業における研究部門のプロジェクト事例をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。


ープロジェクトの背景について教えてください。

某企業の研究部門において、様々な先端技術の研究、その事業化を目指して取り組んでいたが、当然ながら先端技術の商用化・事業化は難しく、そう簡単には成果も出ないため、この先どのように取り組むべきか悩んでいたところ、コロニーへ支援依頼がありました。

ーどのような支援をしたのでしょうか?

量子コンピューターを商用化・事業化するために戦略立案を提供しました。
戦略的なアプローチとしては大きく2つあります。
①純戦略的なアプローチ
 →一定程度の市場の見通しが立ちそうな領域の場合
②よりWILLに基づくアプローチ
 →まだ市場がどうなるか混沌としていて、よくわからない場合

今回は①の場合に該当しました。

ー<純戦略的なアプローチ>について具体的に教えてください。

前提として、グローバルな市場を考慮します。
プロジェクトによっては実施しないものもありますが、下記が基本的なアプローチとなります。

・市場性評価
 →市場、競合、関連法規制などを調査・分析
  Keys for Success(事業開発のための重要ポイント)の整理
クライアントの内部評価
 →保有技術や強みの調査・分析
・事業方針仮説構築
 →上記分析を踏まえ、事業の方向性や、大きな方針を策定
  (例:ターゲットの業界や消費者層を絞る)
・ビジネスモデル仮説構築
 →上記分析結果をふまえて、自社の強み、ターゲット市場、
  ターゲット顧客、競合他社や競合に対する差別化要因、パートナー
 ⇒それぞれの主要要素を仮説的に定義する
・事業計画策定、アクションプラン作成、営業戦略策定
 →事業の立ち上げ方(例えば、売上初年度10億円、次年度50億円、
  3年目100億円等)、直近の行動計画、営業の進め方などを策定

ーコロニーの提供価値はどういったものがありますか?

以下のようなものがあると考えております。

・先端技術の研究経験・知識
 →知識や経験を持っている、または数日で身に付け、
  クライアントと対等に渡り合うことが可能です
・技術の商用化、事業化の経験・知識
 =技術知見×市場状況⇒実現可能な事業方針を提示する
 →
クライアントも事業方針を出すまでは何度も挑戦しているが、
  コロニーは何度も経験があり、新しい市場情報や新しい事業方針を
  持ち込むことができるのが強みです
クライアントの理解
 →クライアント実情や文化について理解することで、
  それを踏まえた提案などが可能です
・クライアントとのコミュニケーション能力
 →研究職の方たちに有効なアプローチができます
・純戦略と将来像を描く経験・知見
 →コロニーを使う理由=技術職の方が苦手な分野である
  将来像(世界観)を提示することが可能です
 
このように様々な視点から、プロジェクトの支援をしています

ープロジェクトとしては、どのような成果がありましたか?

・クライアント内部において納得性の醸成・活動費や予算の獲得
 →成果が出ないとグループやチームの解散、あるいは、研究の打ち止め
 などに繋がるため
・関係ステークホルダーの動機付け、支援の獲得
・営業活動の推進
 →海外にある事業会社とやり取りするための資料を提供
 それにより海外にむけた営業も可能になる
・成果の創出
 →プロトタイプの作成、実験の実施など

このように、作った戦略を用いて、様々なことに使ってもらっていることが成果と言えます。

ー今後の展望について教えてください。

・営業戦略立案
・協業、M&Aの検討
上記について提案し、今後も必要があればコロニーとして支援していきます!

まとめ

今回は量子コンピューターの商用化を例に、戦略コンサルティングチームのプロジェクト支援事例を紹介いたしました。
グローバルな市場が前提のため、英語力が必須であり、また専門的な知識や経験も重要となります。またコミュニケーションの取り方にも工夫をしたり、クライアントとの関係性を築くことも大切なポイントとなっていると思います。


今回の記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたら幸いです!
次回の記事もお楽しみに!

これからも様々な記事を投稿してまいりますので、記事を読んで少しでも当社に興味を持っていただけましたら、是非お気軽にご応募ください!