移動読みが重要なワケ
まず前提として、クエストノーツのPVPは数値で有利不利が半分以上決まっているので、マッチアップによってはやる意味なくね?みたいな、やる前から勝敗見えちゃうことは多々あります。仕方ないです。そういうものです。
でも稀に、不利マッチにも関わらず覆したりしている人も見受けられますね。
彼らはどのようにして勝率を上げているのか、不利マッチを制しているのか。
それはただ、クリファン運ゲーを行っているだけではありません。
今回は、技術介入ができる部分のひとつ、移動について掘り下げていきましょう。
移動読みって何
対象指定移動(相手のキャラクターをクリックして移動)では、先手移動になった場合に逃げられたり、MOVE未満の距離しか離れていなかった場合、1移動損したり、クエストノーツの移動の性質に則るから、簡単に外されたりしてしまいますよね。
あと、ソルバス飛んで来たり。
そこで
相手が移動する座標を予測して、その地点に向けて地点指定移動をすることで、有利な展開に持っていくことができるのが、移動読みです。
利点
・進路に割り込むことで、相手の移動距離を縮めることができる
・衝突して追走が止まることがなくなる
・お前の動きは読めているんだぞ、とプレッシャーを与えることができる(?)
欠点
・読み外した場合、間合いが開いてしまい、立て直しの猶予を与えてしまう
・プロヴォークの影響を受けてしまう
基本的には、利点の方が大きいので、使えるなら使えるようになった方がいいです。
対象指定移動は、移動の性質を理解しているプレイヤー相手には、全ての行動が読まれてしまうので、たとえステルス状態だったとしても、その真上から攻撃を直撃させられてしまったり。
逆を言えば、これらを理解すれば、相手がステルスだろうが怖くありません。不可視の相手を斬りたくありませんか?
移動読みのコツ
移動読みの強さはわかったけど、じゃあどうやって読むの?
と思うのが自然かと思います。
いくつかコツや、絞り方はありますが、分かりやすい例を挙げれば、
彼我の立ち位置とマップを眺めて、必ず、広い空間、狭い空間が存在すると思います。
逃げの択を取りたい時、広い空間に移動したくなるのは自然な思考で、前後左右に空きマスがあれば、次の移動で詰め寄られるリスクも抑えられるという理屈もあります。
まず、ここで広い方へ移動するか、狭い方へ移動するか、と言った読み合いが生じますね。ただ広い空間を選び続けていた方は、これを意識すると、もしかしたら追撃を躱せるシーンが増えるかもしれません。
次に考えることは、アクションウィンドウやチャットウィンドウの重なりによって、クリックし易いマス、クリックし難いマスの存在です。
キャラクター中心の表示かどうか、拡大縮小率など、人それぞれなので、そこまで効果あるかは何とも言えませんが、読みを当てられる可能性を1%でもあげられるのであれば取り入れるべきなので、筆者は取り入れています。
そのうち、加筆。
例(鍛鉄ギルドをお借りしています)
相手よりもAGIが高い場合、行動順が先手になる予想が立てられます。
対象移動した場合、後手で動き出す相手が離れてしまうため、待機を挟んで追いかけることが多いと思います。1移動で距離を詰めることに限れば、対象移動の方が確実ですが……
ウォリアーが連続して移動、あるいは2つ目のアクションに攻撃を挟んでいた場合、ディレイの都合上、相手のアクションが先に出てしまいます。
上の場合は、クイックトリックが不発になり、距離も離されてしまいます。
待機にAP1を支払うのは、勿体ない気もしますね。
これまでのラウンドのやり取りで、このようにどちらの空間も等しく広がっている場合、相手は左側に移動する傾向がある。
等、自分なりに推測を立てながら、移動読みを行ったとします。
どうでしょうか。綺麗にディレイが並び、ぴったりと追走しながらクイックトリックを当てることができますね。
先にクイックトリックすればよくね? と思った方、シーフ以外のクラスでAP4アクションを1つ目のアクションで行った場合を考えてみてください。
やはり、ディレイの都合で、相手の2つ目のアクションが優先して発動してしまいますね。
待機を挟んでいないので、AP1の余裕ができました。
リアクションに使っても良いですし、WillAP-3APポーションで、更なる連撃をセットしておくのも良いでしょう。
先程の、待機移動クイトリのセットでは作り出せないアクションセットを作ることができますね。
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