
対人論法【使える詭弁講座3】
前回に引き続き「使える詭弁」を勝手に紹介します。
3回めは「対人論法」。
対人論法とは「話の内容そのものではなく、論じてる本人の人格や性格を議論の対象にして揚げ足取りすること」です。
つまり、話のテーマやロジックにツッコミいれるのではなく、相手の人間性にツッコミいれるのがこの詭弁のキモです。
またの名を「人格攻撃論法」と呼びます。
たとえば、こんなかんじ。↓
のび太「アンパンマンの中身は"つぶあん"なんだってさ。知ってた?」
ジャイアン「何言ってんだ? のび太のくせに!! テスト0点ばっかりのお前が言う雑学なんて誰が信用するんだよ!!」
のび太「ジャイアンだって、似たような点数取ってるくせに!!」
ジャイアン「のび太のくせに生意気だ!!」
のび太「ジャイアンだって、生意気だぞ!!」
ジャイアン「ギッタンギッタンにしてやる~!!」

上記の会話では、のび太もジャイアンも「話の内容そのものではなく、論じてる本人の人格や性格を議論の対象にして揚げ足取りすること」に終始徹底してますでしょ?
「アンパンマンの中身は"つぶあん"なのかどうか?」のメインテーマについて一切語られることなく、ただただ両者が対人論法に徹してお互いの人間性に対してツッコミ合戦してるだけでしょ?
ま、"お約束"ですが。。。
ちなみに、のび太のように「ジャイアンだって◯◯だろ!!」のように「お前だって・・・だろ!!」と人間性ツッコミする論法を「お前だって論法」と呼びます。
ジャイアンっぽい人に「お前だって論法」を使うと、だいたいブチギレられて、こんな感じ↓になります。
お試しください(汗)
