SNS用アイコン・バナー制作を通しての学び 2024/9/21
2024/8/30~9/20にかけてSNS用アイコン・バナー制作に取り組んだので、作業内容とかかった時間、学び得たこと、反省点をいくつかまとめておこうと思う。
創作の進め方の参考になればうれしい。
作業内容とかかった時間
SKIMAにてSNSイラストを出品することを目標に、アイコンとバナーのイラストを制作した。
アイコンサイズは400*400px、バナーは1500*500px、どちらもXの推奨サイズにした。
制作ソフトはクリスタで、ファイルは同一にしてバナーサイズのキャンバス上にアイコンを書いた。
なお副業として合間に進めたため、かかった「期間」については今回触れない。
工程の詳細とかかった時間は下記の通り。
ラフ前のデザイン系 合計3h
資料集め 時間計測なし
キャラクターデザイン 1h
大ラフ 1.5h
バナーデザイン 0.5h
補足が多いので上記作業の詳細をまとめた。読み飛ばしでOK
参考となる資料の検索
アイコンのキャラクターとアイテムのサイズ、カラーリング、衣装デザイン
ポーズとアイテムを決定する大ラフ作成(シルエットをざっくり)
バナーのデザイン、キャラ描画範囲の切り出しとアイテムの配置考案
ラフ 合計9h
ラフ線 3h
カラーラフ 1.5h
バナー用キャラクターのラフ 3h
バナー背景ラフ →1.5h
上記作業の詳細補足。読み飛ばしでOK
ラフ線モチーフの前後等、デッサンに矛盾が無いようラフ線を作成
簡単な陰影を含むカラーラフ
バナー背景はラフをそのまま完成品とした
線画 合計 4h
アイコン線画 2h
バナー線画 2h
下塗り 合計1h
アイコン下塗り 0.5h
バナー下塗り 0.5h
塗り 合計10h
アイコン塗り 7h
バナー塗り 3h
納品物の作成と出品 (時間計測なし)
アイコンとバナー画像の出力(出品物の整理)
出品
かかった時間について考察
かかった時間と理由
今回かかった時間は合計27h
27時間!!!
ながい・・・
時間がかかった理由は大きく2つで、1つはアイコンとバナーを同時並行で制作したためだ。アイコンとバナーにかけた時間の内訳は、それぞれ16.5h、10.5h。
デザインにかけた時間2.5hを引いて、アイコンの制作時間は14h。
もう一つの理由として、それぞれのレイヤーを行ったり来たりしていたことで余計に浪費していた印象もある。
描き込みをアイコンに絞れば、制作時間は正味12h程度と考えられる。
所要時間を算出(だいたい13〜14h)
上記の記録から、単純計算にはなるが、アイコン制作には13~14hが必要とわかった。
くり返しになるが、今回の制作時間は12h。
デザインについては正直予想が難しいが、今回の結果ベースで考えるに1〜2hくらいかかるものと仮定しておく。
都合それらの合計で13〜14h。
今後はこちらを目安にスケジュールを組んでみようと思う。
※それでも時間かかりすぎてるのでスピードアップも今後の課題とする
学び・反省点
SKIMAの出品に関する知見は他の記事でまとめようと思う。
今回は作業進捗に関する反省点に絞る。
期日を設けるべき
作業開始時からずっと解決しなかった問題が「期日の設定」だった。
当然だが時間制限があった方が作業が捗る。わかっていながら決められなかったのは、作業にかかる時間が不透明だったためだ。
今回所要時間を把握できたので次回以降はこちらをベースに期日を設けたいと思う。
アイコン(作品)をテンポ良く作るために(描く量自体を減らす)
そもそもSNSアイコン作成に取り組んだのは、過去記事(日報)にも記載の通り、経歴づくりが主な目的だった。
要は数をテンポ良く作りたいということ。
なので今後SNSアイコンを量産していくのであれば、以下のことを徹底したい
描画領域の限定(極力顔周りだけを描いて体は省略する、ミニキャラにする、など)
キャンバスサイズの限定(500px*500px)
服のデザインは極力上半身と下半身で分かれているものを選ぶ(後々修正しやすい)
描くスピードを上げるための工夫(スピードアップ)
ここから下は体感ベースになるので確度低め。参考程度に意識したい。
・長時間作業できる日を調整する
作業が最も進んだのは休日に長時間取り組めた時だった。逆にバイト前の隙間時間の時はあまり進まなかった。
手が筆(デバイス)になれるまでに時間がかかっているようで、最初の2~30分は思うように線を引けなかった。逆にそれを過ぎればctrl Zの使用機会がかなり減るように感じた。
長時間描ける日があれば確実に確保するよう日程を調整したい。
・長時間かけない日は練習のみするよう割り切る
上記とほぼ理由は同じで、最初の2~30分が無駄になるくらいなら、いっそ練習をする日と割り切って画力を上げた方がいいのでは・・・という。
ケースバイケースだけど。
画力が上がればスピードも当然上がってるはずなので、長期的に見れば時短に有効だと思う。
さいごに
SNSアイコンとバナーの制作に約3週間かけて取り組み、その進捗を日報として記事にした。
イラストにかかる時間をここまで細かく記録したのは初めてで、筆の遅さなど可視化されるて力不足を痛感する日々だったが、完遂した後は達成感の方が大きかった。
なにより所要時間と問題点を洗い出せたことで今後の創作の糧になるだろうと前向きに捉えられた。
今回のような頻度で投稿するかは未定だが、今後とも何らかの形で作業記録をとっていきたいと思う。気が向いたら投稿する。
長々と書いてしまったが、ここまで読んでくれた方ありがとう。
ではまた。