『美空』
もう、歌詞通りです、まんまです。はい。
ってくらいストレートにラブソング書いて見てえなあと思って書いたら、見事に時速150km級のストレートが出た。
あんまり話すのも照れくさいけれど、そんな照れ臭さも蘇るエモみが深いというやつだ。
キモいと思ったら斜め読みで読了していただければ、、、。
このテーマは言うまでもなく「愛」である。
この人類普遍のテーマをどう表現しようか。
繕ってみようとしたけど、不器用な僕にはありのままを書き上げる他選択肢がなかった。
"美空"
造語であるが、意味は見た通り美しい空。
美しいものの中で1番僕らを包んでくれるものは空だ、と僕は思っている。
移ろいゆく表情ー青空に夕焼け空に曇り空に夜空にー
色々な顔を見せて僕らを覆っている。
ふと空を見上げたらなんだかホッとする。
安堵感と抱擁される心地がしてこの感覚は何かと似ていて…
好きな人のそばにいるときだった。
まだ2人でいることがぎこちなかったあの日の胸にこみ上げる熱さともどかしさが蘇り、言葉で表せられないような愛の言葉を求める1人の青年の心情を空に、君に届けている。
"好きだよ"って素直に言えない。
でもこの言葉以上に君を想う心を何かに擬態させたい。どっちつかずで未熟な僕は、恥ずかしさで言葉の力を強めた。
それが精一杯だった。
恋は過程で愛は結果という言葉を聞いたことがあるが、愛は育むっていうし、また違うものかなと思う。愛はもっと広義的に、思いやること、慈しむことかなと。どんな側面でも、どんなフェーズにいても愛は色々な形で表現される。それがたまらなく好きだ、終わりがないのだから。
なお、真っ直ぐな想いの中で1つだけ逃げがあった。
空に想いを馳せる僕は素直に全て君を唄うことができていない。
この気持ちは是非とも汲んで欲しい。笑
さあ、曲を流し空を見上げて、1人の青年の心の中と美空の雄大さ、慈しみを受け止めてほしい。
qlaria 伊吹