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人が集う新しい公園と思えばそれもまた良し。teamLab麻布台ヒルズ|アートでたのしく

コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法

「コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法」というコラムを始めます。

アートなんて好きに見たらいいし、好きに生活にとり入れたらいい。と考えるコテツがアートにまつわることを日記的にコラム的に書くコラム。

ちなみに、コテツのアートの独自の定義は、子供の落書きから手作りの洋服やカフェで出てきた可愛いデザートまで、これ人生をちょっとだけ楽しいくしてるじゃんと個人的に感じたの時点でアートなので、そこんとこよろしくお願いします。



teamLab|麻布台ヒルズ

ただのプロジェクションマッピングに飽きているコテツ。

いつだっかか忘れるぐらい前の長崎のハウステンボスで建物に映し出すかなり大きなプロジェクションマッピングを見た時は、それはそれは驚きましたよ。

が、猫も杓子もプロジェクションマッピングになっているここ数年、またかというのが俺の正直な感想。

それでも足を運んでます、teamLabの麻布台。

豊洲の施設からやり方の改善がみられる。

豊洲にもteaamLabがあり、もちろん行ってます。
ただ、豊洲の施設の最も気になるところは靴を脱いで裸足で館内を歩き回るのです。
足湯程度の高さのプールに全員でつかる水面に映すプロジェクションマッピングもあり素足でつかります。

ということは、館内は裸足で歩き回るのですが。

床が湿っているし、水虫菌が繁殖しているような気がしてそれがあって。
靴を脱いだり履いたりのオペレーションや、館内のルートも人が溜まって詰まるところがあったり。

 ですが、そのあたり麻布台では見事に解決してきています。

麻布台は、靴を履いたまま、館内も順路を設けず回遊させることで人が一部にとどまりすぎないようにしています。

で、アートとしてどうなんだろうか。

アーティストが何か表現をしたいというよりも、こういうのが喜ばれるのであろうと作られているエンターテイメント施設なので、アートというよりは出し物、コンテンツとしてどうかなというところ。

 オレが最も好きなのは、まあるい無数の光源が壁や天井のレールを動き回るタイプの部屋でした。

その次は、立方体が壁からはみ出してきている4面LEDが複数ついている部屋。これも異次元の体感を得られます。

それ以外も綺麗だし、楽しいです。デートや家族づれで間違いなく盛り上がります。

 デジタルアートは完璧に毎回同じ映像を繰り返します。
キャンバスの絵画のように劣化したり額縁が欠けたり退色したりもしない。
画家や作家がその時描いた作品は、その人のその時の環境や人間関係恋模様が表現されていて、その時を想像するのが楽しい。

デジタルコンテンツですから、今こんなのウケそうでつくってますのでそれもない。まあまったく違うものですから比べるものでもない。
作家性や時代性や瞬間というのがないのがいいということですね。


滝の流れ広場で考えたこと。

「最新鋭の…」というのは、最初は高揚するけど2回目は慣れるし。
iPhoneでたても感動したけど、今は当たり前のツールだし。

最も大きな空間の滝の流れる小山では子供が滑り台にして滑っています。
小山や床には腰をおろして休んでいる人がいます。

 チケット代は一人約4700円だけど、有料の安全な公園で語らっていると思えば
それはそういうところなんだなとも思えます。

映像や光のアトラクションへの驚きがインフレして、だんだん普通になってきて。

一緒にきた人と語らいがあれば楽しい。ないとつまらない。
館内をぐるぐる歩き回る。映像みても「おお!」とならなくてとにかく話をすることになる。
インスタ映え以外では、来た人と楽しく会話できるか相性がどうかを試される場所な気がしました。

2度目3度目行く理由ってなんなんだろうか。

 表現というか、意志というか、哲学というか、そういうのを出す場じゃないので最新技術を使った綺麗な映像体験を1回してもらったあとは次に来る理由をどうつくるのか?

これは難しい課題だなあと、感じました。


チケット代は日によってかえるダイレクトプライシング。

日によって、チケット代を上下させる方法をとっています。

麻布台ヒルズ、実際に行った詳しいレポートはこちら読めます↓


eamLab麻布台ヒルズ 詳細はこちらから


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Profile・・・久々野智 小哲津(くくのち こてつ)
ブランドプロデューサー/事業家
ブランドや企業の魅力を高め世の中に届ける仕事。海外企業日本進出、IT事業、エンタメなど合計7社を経営。それ以外にも、国内の人・物・企業・番組・タレント・テレビCM・広告•ブランドのクリエイティブなど130のプロジェクトを担当。現在も、多種多用な業界の15社前後の上場企業や業界トップ企業のブランド顧問・アドバイザー・プロデューサーなどを務める。

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