作品は、その国を表す。かっこよくて意味深いショーンホリーというアーティスト|アートでたのしく
コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法
「コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法」というコラムを始めます。
アートなんて好きに見たらいいし、好きに生活にとり入れたらいい。と考えるコテツがアートにまつわることを日記的にコラム的に書くコラム。
ちなみに、コテツのアートの独自の定義は、子供の落書きから手作りの洋服やカフェで出てきた可愛いデザートまで、これ人生をちょっとだけ楽しいくしてるじゃんと個人的に感じたの時点でアートなので、そこんとこよろしくお願いします。
SHAWN HOLLY SOLO EXHIBITION “SHARE THE WEALTH / 共有”
tHE GALLERY OMOTESANDO
作品は、その国を表す。かっこよくて意味深いショーンホリーというアーティスト。
●子供の頃から見てきたもの、触れてきたもの。
ショーンホリーは、アメリカ人で映画のコスチューム(衣装)のディレクションを長く手がけてきた。ハリウッドの住人と言っていいだろう。
ショーンホリー作品を見た時に、これは日本人には出せない感性だなと、コテツ個人としては思う。
アートを見るときに、これはどこの国の人の作品だからと思って見るわけではないが、やはりそのアーティストが生まれ生活してきたところのにおいを感じることになる。
生まれて、寝ながら見ている天井や壁、子供の時にかけている布団の柄、好きなタオルや親戚がプレゼントしてくれるぬいぐるみ。
もの心つく前から、見たり触れたりしているものの影響はその人の表現に現れるのではないか。とやはり思わされるほどのアメリカ的なカッコ良さで表現なのだ。
●地球温暖化とダイヤモンド。
オレが最も気に入った作品が『ice ice Baby』という作品。
地球温暖化で溶けていく南極の氷を覗き込む、二人の頭にはきらびやかなダイヤモンドのようなアクセサリーが。
同じクリスタルカットの南極の氷とダイヤモンドで、原始的な氷が溶けていくものと、人が飾り立てるという欲の現れを重ね合わせている。
でも、オレはこの作品、ショーンホリーに意味あいの説明聞く前に、このカッコいい絵柄をすごく気に入った。
全面青に、モノクロのアクセサリーと人。
これは家に飾ってもおさまりがいいのではないかと想像していた。
●よねちゃん曰く。「ショーンホリーは、すべてをフラットに見ろと言っているんじゃないか。」
どの作品もショーンホリーの詩的な文章がついていて、意味合いの解説がある。展覧会でも見てほしい。
『You Called?』は、あなたは何かあったときに誰に電話するの?それとも一人で考えるの?と、人間関係と孤独を考えさせるものだし、
『L.A.Poverty』は、LAの繁栄とその反面の悲しさを表している。
オレは、ショーンホリーは、富と貧困や楽しさと悲しさを対比しているのではないか?と解釈して、よねちゃんに聞いてみた。
よねちゃん曰く、「ショーンは、フラットに見ようと言っているんだよ。繁栄も貧困も温暖化もダイヤモンドも、どちらかがいい、どちらが悪いということじゃないんだよ。」という。
あるものを受け入れる。そういうことなのか?
よねちゃん「ショーンは、解釈は見た人にまかせたい。と言っている。」と。
●コテツとしては、非日常のかっこよさを感じるアートだと見た。
相反するもの、一見一緒にならなそうなものを同じ枠に入れて、とにかくかっこいい。
ショーンホリーの作品は、迫力とかっこよさがある。
日本で生まれ生活していると出てこないこのセンス、この切れ味。
今回の作品はデカいので、その非日常のセンスの世界観にひたれる展覧会になっている。
これは幸せが溢れているんだとさ。
本人も来日しています↑
ギャラリー現地では、よねちゃんとコテツのスペシャル動画も見れます。
SHAWN HOLLY SOLO EXHIBITION “SHARE THE WEALTH / 共有”
tHE GALLERY OMOTESANDO
詳細はこちらから
=================
Profile・・・久々野智 小哲津(くくのち こてつ)
ブランドプロデューサー/事業家
ブランドや企業の魅力を高め世の中に届ける仕事。海外企業日本進出、IT事業、エンタメなど合計7社を経営。それ以外にも、国内の人・物・企業・番組・タレント・テレビCM・広告•ブランドのクリエイティブなど130のプロジェクトを担当。現在も、多種多用な業界の15社前後の上場企業や業界トップ企業のブランド顧問・アドバイザー・プロデューサーなどを務める。
【コテツのソーシャルメディア】
X(Twitter)
noteでコテツの「東京、次のトレンドになるかも通信」も配信中
東京の今と、これからのトレンドになるかもしれないことをコテツの感想で綴る主観性高めのレポートも配信しています。
毎月20−30個ほどの気になるニュースに浅く、広く、軽く、コメントしていきます。今の気になるトレンドになるかもが一気読みできる情報ソースとしてお使いいただけるコンテンツですので、こちらもぜひチェックしてください↓