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東京都庭園美術館自体が、とんでもないアートだ。庭も素敵だ。|アートでたのしく

コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法

「コテツのアートで人生をちょっとだけ楽しくする方法」というコラムを始めます。

アートなんて好きに見たらいいし、好きに生活にとり入れたらいい。と考えるコテツがアートにまつわることを日記的にコラム的に書くコラム。

ちなみに、コテツのアートの独自の定義は、子供の落書きから手作りの洋服やカフェで出てきた可愛いデザートまで、これ人生をちょっとだけ楽しいくしてるじゃんと個人的に感じたの時点でアートなので、そこんとこよろしくお願いします。



東京都庭園美術館自体が、とんでもないアートだ。庭も素敵だ。


旧朝香宮邸
門から建物までかなり距離がある。

●オレは、古くに造られた邸宅が好きなのだ。

東京都庭園美術館って、1933年にできた当時の皇族朝香宮様の邸宅だった建物。
1900年あたりにヨーロッパで流行っていたアールデコ様式の建築、インテリアが今に残るとても美しい邸宅。

その辺りの歴史は、wikiでどうぞ。

これがいま誰でも見れるっていうのはすごいことなんだと思っている。

数十回来てる。一人だったり、デートだったり、お母さんと来たり。

●いつもはダメな写真撮影OKだし。

今やっているのが、『建物公開2024 あかり、ともるとき』。

見上げてときめく、多彩な灯りの世界

本展は、1933年(昭和8)に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、年に一度開催している建物公開展です。これまで当館では毎回テーマを設定し、様々な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。今回は、この建物のみどころの一つとも言える「照明」に焦点を当てます。

1920年代、滞在中のフランス・パリにて、当時全盛期だったアール・デコの様式美に触れ、魅せられた朝香宮夫妻。帰国後、最先端の技術と最高級の素材を用い、アール・デコの精華を積極的に取り入れた自邸を建設しました。フランスの装飾美術家アンリ・ラパンが主要な部屋の室内装飾を手がけ、宮内省内匠寮の技師らが全体の設計を担い、日仏のデザインが融合する形で完成した建築です。現在は美術館として活用していますが、竣工時からの改変はわずかで、当時の様子を良好な状態で伝えることから、国の重要文化財に指定されています。

天井や壁面に据えられた照明は、旧朝香宮邸の室内空間において特に印象的な要素です。こだわりの材質やディテールがあしらわれた照明器具の多くは、この邸宅のために制作されたもので、華やかさと独自性を高めています。本展では、各室の照明に関する解説、資料を通して旧朝香宮邸の魅力に迫るとともに、同時代のランプ類を展示します。また、本館の窓のカーテンを開け放ち、自然の光を感じる空間で、宮邸時代の家具や調度を用いた再現展示をお楽しみいただきます。

秋の季節、やわらかな光を放つ灯りのもと、心に染み入るひと時をご堪能ください。

東京都庭園美術館 WEBより

照明を中心に、建物を巡っていく展覧会。

先に言っとくよ。照明に興味なくても行ってみて。
庭もあるし。カフェもあるし。

こういう建築って、体験体感してみないとわからないんだよね。

●今、こんなライトをつくらないよ。手間も美しさも想像を超える。

最初にいきなりコテツのおすすめポイントなんだけど。
オレは大階段の上のライトがめちゃくちゃ好きだんだよ。

大階段自体の装飾も、すべてそのために造られたと思われるもの。
今は、パーツの分業化が進んでいるから建材メーカーが持ってきたものの中から装飾選んだりがほとんどだけど、そこは皇族の邸宅。ほとんどのものがこの邸宅のための特注品なんだよね。

みたことないものばかり。

大階段の上にある棒状の照明が特注品



●天井にある芸術だ。よく綺麗に保ってるよ。

 この照明見てよ。これはもう説明できない。美しい。現物見て欲しい。

丸い円形の朝香宮様の書斎
コテツがこの館にある照明で最も美しいと思った

 これも大食堂の照明。

●部屋の壁紙も今はないもの。床もこの白黒チェックのタイルのクールさ!

幻の普段は公開しない三階も見れます

●この建物には、1900年あたりからの芸術と建築と歴史がつまっている。

 詳しい話はwikiにゆずるけど、この邸宅を建てた朝香宮様がヨーロッパ旅行中に入院されてこの建築の着想を得たり、戦後GHQが使ったり、総理官邸や大臣が住んだりの歴史を得てきた建物であることも驚きだし。

 建築もアートも現地現物を体感しないとわからないこと多いので、ぜひ目黒へ行ってみて。


ガラス部分も1つではなく、複数の材料が組み合わさっている
階段の手すりの横にある飾りも、全て職人さんが特注で作っている。
今は階段の横に飾りをすることさえなくなっているよね。
床のタイルも素晴らしくモダン。
洗面台ではなく、休憩室

建物公開2024 あかり、ともるとき
東京都庭園美術館
詳細はこちらから


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Profile・・・久々野智 小哲津(くくのち こてつ)
ブランドプロデューサー/事業家
ブランドや企業の魅力を高め世の中に届ける仕事。海外企業日本進出、IT事業、エンタメなど合計7社を経営。それ以外にも、国内の人・物・企業・番組・タレント・テレビCM・広告•ブランドのクリエイティブなど130のプロジェクトを担当。現在も、多種多用な業界の15社前後の上場企業や業界トップ企業のブランド顧問・アドバイザー・プロデューサーなどを務める。


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