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教会にいってみたい人へ。入門編


生き詰ってるひとに

なんか行き詰まってパニックになってる人に時々オススメするのが教会にいっていませんか?っていうときが数年に一度ぐらいある。
信じろって話じゃないです。宗教なので、結構入りづらいのも理解してます。でも禅とかもなんだけど祈るって頭の整理整頓みたいなもんで結構すっきりするんです。

信仰を押し付ける気はないよ

誤解してほしくないんだけどキリスト教徒が教会に誘ったからってクリスチャンになってほしいとか別に全く思ってない。信仰って英語言うとleap of faithなので見ずになんにも見ずに二階から飛ぶようなものです。そんなん普通の人ができるわけじゃない。ああいうのはスタントになれた信徒だからできるのです。
だから自分みたいに無神論者に近いけど正しく生きるためにためにクリスチャンやってるなんてレアケース。
自分は散々人の嫌な面を見せつけれてきたから、そうならないための杖として信仰って方法を使っているだけ…これについても近いうちに話します。

祈っても普通に奇跡はおきませんが

あと、絶対に誤解してほしくないのが信仰したからってなにか劇的に良くなることはない。
心の中で何かは変わるかもしれないけど、でも、病気が治りましたとか、目が見えないのが治りましたというのはない。
そんなん真面目に語ってるやつがいたら頭がヤバい奴なのでさっさと切るべし。

あくまでも心を落ち着ける場所というだけ、だからカフェかもしれないしお寺で禅かもしれないし、そのなかでなんとなく教会って選択肢を選ぶのも一つって思って欲しい。
クリスチャンだって悩んだり苦しんだりしてるのよ?
クリスチャンでも不倫もあるし、病気の人だっている。

まぁ、落ち着けよ

祈るって心のドタバタを一回落ち着けて方向性を見定める行為に近い。
冷静な判断をする場だと思ってほしいのです。
で、自分はクリスチャンだから教会行きたいって人がいるなら?みたいな話をします。
あくまでもその人にあったり場所があるので無理強いする気は全くないですよ。

どの教会でもいいわけではないわけで

まず教会の選び方からいきましょう。
僕は四種類の教会のどれかをおすすめします。
1,カトリック教会
2,日本基督教団系教会
3,聖公会系教会
4,日本バプテスト連盟系教会

あたりがいいかも…福音ルーテルもあるけど知り合いがいないので判断できません。
なんでこの辺にしとくかというとある程度大規模組織なのでハズレが少ないからです。
で、自分があわないなら二度と行く必要ないと思う。だからちょっとしたくじ運みたいなもんです。

間違ってもってはいけない教会

絶対に駅前で韓国人やヨーロッパ系の外国人に勧誘されたとか奥さまが二人で自宅に来られて説得されても、やめたほうがいいですよ。あれ、まぁ、人の信仰は否定しませんが、リスク侵して宗教団体行くんだから、さらにリスク侵す必要はないんじゃないかな。

クリスチャンが宣教活動をあえて強くしない理由

まともなクリスチャンは大抵の場合、自分たちが人口の1%以下しかいないマイノリティだとよく知ってるし、宗教だから変な目で見られるのはよく経験してます。
僕も昔の職場で十字軍の事やヤク中牧師や2chででる西早稲田関連について聞かれました。まったく当事者じゃないんですが…

だから強く押し付けるなんてやって自分たちが変な目で見られるのは嫌なんですよ。
穏健派が無茶な宣教しないのは社会といざこざ起こさないための自衛でもあるんです。

ネットのキリスト教に関する黒い噂について

ちなみにジャブ中牧師とかはマイナー系の組織だし、二人組で来られる方は原理主義と言って、聖書にかいてあることをそのまんまやれよ。みたいなタイプです。イスラム教でも問題になりますよね?
西早稲田とかもよく話題になるけどあれはでっかいキリスト教系のNPOがたくさんあるビルの一部にヤバメの方々がおられるという話です。
元々奉仕の心で社会活動がお好きな信者がおられる中にこじらせきった方々がいるのです。
あそこ自体は結婚式場あったり、キリスト教系の古本市があったり学生時代はちょいちょい通ってましたし、まっとうな途上国支援やってる方もいるのであんまり政治活動はどうなん?みたいな感じもあります。
だから西早稲田でクリスチャンが何か企んでるとかではないんです。

教会行くなら都心よりちょっと小さめのぐらいがいい

で、地方都市の教会を個人的にはオススメします。適度な距離感があってwelcome感もありなかなか良いです。伝道所ってのは昔の有限会社みたいなもんです。教会サイズにはなりきれない程度の大きさだけど祈りたい人が集まるのですが超アットホームなので疎外感感じるはず。
都会の教会は地方の教会で孤立してしまったりあんまり触れてくれるなの人が多いです。だから話しかけるなオーラが高いので個人的にはドライすぎて初見さんにはきついですよ。

日曜の朝に教会にいく。

ホームページみて日曜日の10時前後に行くことになります。
礼拝の前にみんなちょっと集中したいので礼拝開始より30分ぐらい前にいけばいいと思います。
別に電話で予約もいらないし、小銭がはいった財布があればいいんじゃないですかね。わかんないとか怖いのであれば教会に電話をかけてると誰かに伝わるので簡単な案内ぐらいは聞けるはずです。

住所と名前について

基本的に来訪者に感謝のお手紙とか書きたいので教会としては住所とか電話番号を知りたがるかもしれないけど、固辞してもいいと思います。
別に誰も来ないし電話もかかってこないですが…
断っても奥から怖いお兄さんは出てきません。

なんとなくみんな察してる

教会に来るような時点であなたの中で何か問題が起こってるのはなんとなくわかっているのでフレンドリーですが触れてくる無粋な人はたぶんいない。はず。
たいていみんな困難を抱えてるから信仰なんてめんどくさいルールに従って生きてるわけです。
なんか世の中だとクリスチャンなの?悩みがないの?とか聞かれますが逆です。なんか問題にぶち当たって悩んでるからクリスチャンなんです。
だからあなたがその問題について語れば共感はするけどそこまで踏み込むのは信徒としても軽々しく触れていいなんておもってない。

嗚呼、勘違い

で、映画である小部屋みたいなのにみんな入ってきて罪を告白するわけでもないのです。
僕はプロテスタントですがあれはカトリックの儀式の一環で僕は一回もやったことない。
そもそも「罪」ってなんぞや?ってわかってないのにそんな無茶させないと思うよ。

話を聞きたい、聞いてほしい

ちゃんとした教会の聖職者ならある程度話聞いてくれるでしょうが日曜日の礼拝日は教会の営業日みたいなもんなので、色んな信徒が色んな問題抱えてるので聖職者もそっちの対応があるのですよ。
どうしても聞いてほしいなら電話でもしてみたらどうですか?
でも、勘違いしてほしくないんだけどこれらは善意ベースでやってくれてるだけで、金銭要求してるわけではないんです。だからあなたのエゴを押し付けないでほしい。教会は信者にとっての家だからそこにずかずか踏み込んで言いたい放題言って去っていかれても迷惑なんです。
教会だってただのりのカウンセリングは沢山抱えたら負担なんですよ。教会の運営は金がかかるんです。
で、大抵の場合教会なんて本当に儲からない(泣)

礼拝について

礼拝前に準備すること

礼拝が始まる前に、どの讃美歌歌うのかとか、どの聖書の部分を読むかとかは確認してください。

必要なものは全部かしてくれます!

大抵は週報が受付にあるのでそこに出てます。どんなことをするのかでてます。わかんなきゃぜーーんぶ小声で礼拝中に隣の人がおしえてくれます。
クリスチャンってお人好しなんです(笑)だから中規模ぐらいのちゃんと人間関係のある教会をオススメするのです。

あっ、こっからは自分はプロテスタントなんでプロテスタントのお話です

基本的には讃美歌たくさん歌って、聖書を読んで、詩篇を読んで、説教聞いて、讃美歌歌って祝祷しておしまい。というかんじです。超ざっくり。

で、前も言ったけど隣の方が大抵は全部ナビしてくれます。みんな初回は誰かに助けられたので次は自分がやるのがわかってるのですよ。

讃美歌

僕は楽譜読めないので未だに雰囲気でうたってます(笑)
音楽嫌いだったんです。読める方なら全力で讃美歌を歌ってください。
というか、最初はたぶんガチで歌う信徒にビビるはず。自分はびびった…
でも讃美歌は神様を賛美するって重要なお祈りの要素なんです。

聖書を読む意味と説教

わかって欲しいのは信徒にとって重要なのは聖書をみんなで読むことなんです。
説教はあくまでも読み解きというぐらいある人がやる一つの考え方。
別にノート取らなくていいです。
そういう考え方もあるのだなって聞いてればいいんです。

受洗してないならパンを食べてはいけない

月一回は聖餐式というパンとぶどう酒(実際はぶどうジュース)を食べる儀式があります。
他は流れ乗ればいいですが、これだけは信徒がお盆を持って回ってくるのですが首を振って食べられないことを無言でちゃんと伝えてください。
非洗礼者が食べていいのか複雑な議論があるのですが、あんまり信徒が嫌がることをするべきではないのです。

献金

あと、礼拝終了間際に献金が回ってきます。ようはお賽銭です。
それを礼拝前に準備しておいてください。これは絶対に!!
まわってきたときに財布出してたら、なんか不謹慎だからです。
財布なんて欲の塊みたいもんで、神様に向かって礼拝してる最中に財布出されたら信徒としてもバカにされてる感じがして気分良くないんです。

金額の目安

信徒は収入の十分の一を出せといいますが、洗礼前なら無理しない範囲で心許すまで出してください。
わかってほしいんだけど、教会って本当にぶっちゃけ金ないんですよ、でも維持費や聖職者の給与だって必要なんです。
昔、牧師がバイトして生活費賄ってるなんて聞きました。
だから、そこらへんも考慮してください。無理してほしくもないけど敬意がないのも嫌だと言う感じです。

祝祷

頭下げてとりあえず祈ってくださいとしか言えません。ここで、終わり〜って感じです。

みんなほっとするひととき。

で、礼拝後、教会からの細々とした報告があります。

終わった〜、即帰ります!というより、ちょっと教会からの報告聞いてくださいな。どんな活動してるからとか、信徒の誕生日祝ったり、普段クリスチャンってこーんなことしてるんだなぁとわかってください。
まぁ、会計報告とかまでは流石に出なくてもいいと思いますが…(汗)

全部終わったら

お茶会があったり食事会があったりします。楽しかったらお好きにどうぞです。
くだらない話から真面目な話まで色々あります。

で、終了です。

楽しかったらまた来てください。良かったけど雰囲気が違うなら同じ教団でも違う教会行くと大分雰囲気も違います。
あなたにあうのは禅かもしれないし他にも色んなアプローチがあります。キリスト教が絶対の価値観ではないので自分の好きなようにすればいいんじゃないですかね…
心にオーダーメイドのお祈りができる場所があるといいですよ。結論は祈りは自分の心を見直す場です。

僕は決して信仰を押し付けるつもりはないし、キリスト教だって多くの間違いもおかしてきた。
でも祈ることと考え続けることはとっても大事だと思う。

今回はその一つの事例紹介でした。

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