映画『しあわせの隠れ場所』レビュー
こんにちは、成績が良かったので両親が焼肉に連れて言ってくれました。網が燃えた時に氷で消化する作業大好きです。しあわせを感じます。
16本目の映画は2009年公開の『しあわせの隠れ場所』です。
ザ・サクセスストーリーだったのでハイハイと思いながら観ておりエンドロールになって初めて実話だった事を知り唖然。いろんな人がいるんだなあ
あらすじとネタバレ
主人公のマイケルは物心ついた頃から薬物依存症の母しか家族がおらず、近所の家を転々とし寝泊まりする生活を続けていました。ある晩雨の中傘も持たず薄着で歩いていたマイケルはリー・アン・デューイという女性に声をかけられ、彼女の自宅に住み始めます。リー・アンの夫のショーン、娘のコリンズと息子のSJは黒人であり身寄りもないマイケルを家族として暖かく向かい入れます。
体格に恵まれたマイケルは学校のフットボールチームに参加し始め、才能を開花させます。多くの名門大学からオファーを受けますが、マイケルは少し前まで読み書きすら十分にできない状態だったため、奨学金を得るために学業の成績を上げる必要がありました。リー・アンはマイケルに家庭教師をつけ、なんとか奨学金を得る基準をクリアします。マイケルはデューイ夫妻が卒業したミシシッピ大学を進学先に選ぶのですが、デューイ夫妻が大学に対して熱心に寄付を行っていたことから、マイケルは夫妻は自分がスポーツの才能があるから自分たちの母校に入学させるために世話を焼いてくれたのではないかと疑念を持ち、家を飛び出します。
リー・アンがマイケルに対し、フットボールが楽しくないならやめてもいい。自分で決めたことなら自分は応援する。とマイケルに伝え、マイケルはそのままミシシッピ大学へ進学する事を選び、卒業後はプロのフットボール選手として活躍します。
その人助けは善意なのか、エゴなのか
身寄りのないマイケルを引き取ったデューイ夫妻ですが、作中何度も『人として正しい行い』と口にします。キリスト教的な人助けの精神、とても素敵な事だとは思ったのですが、周りの人全てがそう思うわけではありません。リー・アン自身が何のためにマイケルを引き取ったのか答えが出せず悩むシーンもあり、本人もマイケルを助ける自分の根底に何があるのかわかっていないようでした。
人を助けると助けられた人はもちろん助けた自分も何だかハッピーになりませんか?私は結構なるのですが、その自分が感じるハッピーに注目しているといま自分がしようとしている人助けが実は自分のためなんじゃないかとか考えてしまっていた時期がありました。高校生くらいの時期ですけど。いまでは『エゴでもいいじゃんピッピロピー』と思っています。
人を助けると巡り巡って自分に帰ってくるみたいな話はよく聞きますが、全ての人間関係でそれが言えるわけではないじゃないですか。巡り巡ってきそうな場面では快く人助けすればいいけど、あまり助ける側に回り続けていると搾取だけしようとしてくる輩に振り回されてしまうので注意。利益がない奴は切っちゃえばいいんです。人生は断捨離って好きなオネエが言ってました。
感想
普段あまり観ないタイプの人生大成功映画でした。たまに観るには良いです。頻繁にこういう映画を観ると、自分の人生大失敗じゃん、、、と落ち込んでしまう恐れがあるのでバランスが大事。時々人生大失敗映画を観て自尊心を保ちましょう!
それではまた、再见
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