自分と向き合う
こんばんは。お久しぶりです。
まだご覧になってくださる方がいたら嬉しく思います。
そして、記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
現状から言うと、昨日から会社から退社勧告を受け、
自分を見失っているという状態にいます。
暗くなっていない…と言ったら嘘になりますが、気持ちを整理するためにもためにも書かせて頂けたら嬉しいです。
ブログを書けなかった期間
私は昨年度に建築とインテリアの学校を卒業し、
ご縁を紡いでいただいた個人アトリエの事務所でアルバイトをしながら
2級建築士を取るために必死で勉強してきました。
筆記をなんとか通過し、地獄のような製図の課題に取り組み、
「2級建築士を取る」と言う目標とともに、アルバイトに勤しんでいました。
個人アトリエで感じたことはどちらかというと内装デザインのコンセプト提案のようなことを行なっていて、現場や物の取り付けがわからない私にとって、居ても居なくても変わらなくて、本当にお手伝いのようになっていました。
それでも、いろんな助言をしてくださったり、一緒にコンセプトとかを考える機会をいただけたことにはとても感謝しています。
2級建築士の試験が終わり、学んだことを活かしたいと思った私は、内装や建物がどう成り立っているのかを知っていきたいと思い、住宅を専門としている建築会社に入社しました。
それが、昨年の10月のことです。
少数規模運営の建築会社に入社して
代表との面談があり、お話を聞く上では、会社としてかなり先進的でした。
コロナ禍を切り抜けるために時代と現状を乗り越え融合していく、DXに取り組み、3DCADに対応しており、その中でインテリアコーディネーターとして勤務することができることになった時には、素直に嬉しくて、これからたくさん吸収するんだ!と意気込んでいたことを覚えています。
入社して早々道に迷いながらも、実際に事務所の中に入っていくとお客様の希望する空間に対し、どうしたら叶えられるかを常に皆が意識して動いていくスペシャリストの集団でした。入って早々に感じたことは、皆さんの存在に圧倒されていました。
そして、受験した2級建築士は無事に合格していました。
仕事の内容に本当に右も左もわからず、使うソフト、アプリなど触るものが初めてで、見る箇所、確認する場所などが多く毎日がてんてこ舞いでした。
そしてすぐにお客様の物件に担当としてつくことになり、何をどうすれば良いのか全くわからず進んでいき、わからないまま悩みながら資料を作り、人に聞きながら、過去のデータを見ながら、作ったりと、毎日が混乱でした。
聞こうにもなかなか聞けなくて、(自分の心が聞きづらさを出していたのかもしれませんが)自分の判断で勝手に物事を走らせてしまった時も多々ありました。そんな中で、あまり役に立っていませんでしたが、なんとか1物件完工することができました。
どうやったら良いかわからなくて、聞いてみてるけれどうまく伝わっておらず思った回答でなかったりして。
最初、みなさんとどうコミュニケーションを取れば良いかわからず、よく悩んでいたことを覚えています。
そしてみなさんの雰囲気や環境に自分が馴染めていないことも、肌で感じていました。
現場で突発的に起こった出来事が自分のミスで起きたことに(初めてだったから)職人さんに迷惑をかけていて、できない自分や、確認やこうすればよかった自分に後悔したり。
どんどんタスクをこなしてできる皆さんを見ていて、できない自分が本当に苦しくて、なんで自分はこんなにできないんだ、と常に悩み、苦しんでいました。
でも、いつかできる日が来る、理解してこなせるようになる、そう自分に言い聞かせ、どんなことがあっても耐えて、学びとして吸収していけば、きっと成長できる、そう思っていました。
わからないことが多いから、どんなものなのかわからないから、それならメーカーの方に教えてもらおう、と思った私は、自分の休みを使って商品を教えてもらうためにショールームへ行って教わったり、お客様の役に立てるように行動しようと必死でした。
社長との会話
社長は少数だからこそよくスタッフのことを見ていて、何回か面談をよくしていました。その中でも
・「私が〜」と言う自分目線が多いと言うこと。
(いまだにはっきりとした理解ができてはいません。)
・少なくとも知識がつけばつくほど、それはきっとお客様にとってはどんどん押しつけに変わっていくだろうと言うこと
・二面性があるように見えていて、会社の私と、プライベートの私、違う人人になるように使い分けているような感じがする。もっと私らしくフラットで良いんだと言うこと
・常に正解を求めている
・問題が起きた時には、その問題に対してグリップして、解決策に向かっていく。気持ちを内側に入り込まないように。
・人と比べなくて良い、私は私で良い
そのほかにもあったと思いますが、上記のことをよく言われていました。
社長と話すと、自分を見返すことも多かったのですが、多分あまりにも無意識レベルだったからこそ自分のことを掘り下げることもありました。
どう言うことなんだろう、どうしてそう見えるんだろう、確かに言われてその傾向はあるな、と言うことも感じており、ノートに自分の事を書いたりと、見つめたりすることも多かったです。
社長は横柄に言うのではなく、ちゃんと言葉を選んで、私にはっきりと伝えつつアドバイスをくださっていました。
なので、嫌味とかではなく、成長や気づきのために想っていってくださるのは重々理解しているつもりです。
悩む自分に苦しみ…
私は混乱して、どうしてこんなにも時間がかかりできない自分に苦しみ、過去のうつになった症状に近しいものを感じたため、メンタルクリニックに通うようになりました。
現状のままだとまずいと思い、急いで近隣のメンタルクリニックを探し、すぐに予約が取れないか電話しました。受付の方は最初驚いたと思いますが、予約の中にねじ込んで、急な診察に組み込んでくださいました。
そして受信した際、話しながらなく私を見て先生は最初驚いたと思いますが、薬の処方をうけ、その日から飲み始めることとなりました。
薬の効果はかなり大きく、少しずつですが、パニックにならず怖がらず皆さんに質問をするために話しかけたりすることができるようになってきました。そこからもできない日々でしたが、少しずつの「できた」を積み重ねるようになりました。
退職勧告
まさに今週1週間の予定の中に、
・コーディネーターチームとして外出研修日を予定している日
・担当の方契約に向けた図書のため図面を書く
(本来は1日で終わる作業だけど、初めてだからと約2日を目安に見てくれていたみたいです)
設計の方の会話の内容との認識にズレがあり、必要な図面を書く指示をされており、契約のための金額もあると思い、やらなくても良い見積もり取得を(本来はやらなければならない)1週間の間に行っており、その後に図面に取り掛かる予定でした。
書き方を他の人のデータを見つつ自分なりに書いてみたのですが、
・こうした方がわかりやすいかな?
・これ、図面に足りなくないか?
と気づくことがポロポロ出てきて、もちろん残業代とかはないですが家で深夜の3時半までわからないまま図面を書いていました。
設計さんもデータを開いていたので、起きていると思い、LINEで
「外出研修を私は止めて、事務所で残って図面を書きます。」と送りました。
(夜分遅くで非常識だったのは重々承知しております…。)
結局、書くのも追いつかなくて、冷酷に呆れられて、迷惑をかけて本当に凹んでいました。
契約日当日、設計さんに会うこと自体にも申し訳なく、
誰とも会話したくない、
お願いだから私に触れなくていいです。
役に立たない自分に対しての存在が本当に嫌
ただただ1日が早く終われ
と思っていました。
こうして自分のことを書いていて、
周りから見たら話しかけにくいじゃん、と思う方ももちろんいらっしゃると思います。
他人のことを考えられなくて、自分の気分にムラがあることも理解していましたが、そのことに対し「やっと帰れる」と思った後、女性の方に今日のことについて色々と言われてしまい、周りのことも考えて、気持ち切り替えないと、これから先社会人としても…、といろんな話を頂いた。
想って言ってくれたのはありがたいと思いつつ、とてもしんどかった。
次の日、勤務中に社長に声をかけられ、昨日の出来事のことを話された。
そこから色々と話があったけれど、与えられた仕事が結局自分の得意なところから始めようとして、言われたことを期日までに守れなかった、と言うことからさまざまな話をした。
気持ちのムラや機嫌をコントロールできないと周りが気を使うし、声をかけ辛いのに声かけられたいかまってちゃんなのかと言う風に捉えられてもおかしくない。
自分のコントロールができない現状、そして私は会社の環境に合っていないと思う。と通告された。
それは自分で、「うちを辞めた方が良い」と言うことだと察した。
少し考えさせて欲しい、と私が伝え、何がどう会社として貢献できるか考えてみたけれど、「このすごい会社に残りたい」と言う気持ちが強く、本来やりたかったインテリアとはかけ離れた自分の貢献のことを伝えた。
そして、社長とコーディネーターのリーダーの方と会話した結果、解雇通告、となった。
その後、リーダーの方と電話して、「しんどかったこと、辛かったこともたくさん合ったよね。それなのに頑張って来てくれてありがとう!」と言われた瞬間、涙が溢れてきた。「いつもしんどいだろうなあ、と思って様子を見てたんだ。いろんなことを考えたけど、きっと他で合うところがあると思うって社長に伝えたんだ」って教えてくれた。
リーダーの存在が私にとっては救いだったこと、思っていることを全部伝えた。本当に良い人たちで、感謝しかない。
気づいたこと
私は、この会社で働かせてもらって、自分が今まで働いてきたやり方にメスを入れられたような感覚だった。
入社当初、「色々と迷惑もかけるだろう、年も年だけど、教わりながら成長したい」と思っていつも「よろしくお願いします!」と言う気持ちで出社していた。
けれど、ここの会社はそうではなくて、「自分らしく」がずっと続くことが大事だった。
そうでなければ、疲れてしまうから。
社長にも言われていた「自分らしく」。私らしさとはなんなのだろう。
そして、劣等感。
抱くな、と言うわけではないし、人間誰しもが持つ感情。
けれど、常に誰かと比べると自己否定に入ってしまい、自分を嫌いになる。
そして、比べるからとかではなく、私は私が嫌いだ。
それは過去もひっくるめて、自分に価値がないと、思っている。
自己承認が出来ていない、だから誰かのために動いて喜んでもらえることが、承認になる、承認欲求が満たされる、と言う循環になっていることに気づいた。
そして、自分のメンタルがおかしくなりつつある中で出会った、「発達障害」。
もしかして…、と思い調べてみると、
・言葉の曖昧なやり取りで認識することが苦手
・人ごみが大の苦手
・複数人行動が苦手
・一人でいる事が楽
・相手目線に立つ
ASPの傾向にそんなことが書かれていて、自分もそうなのではないか?と疑い始めた。
認知の歪みがあることが自分でも理解している。
けれど、自分の事を知りたいと思った。
社会が生きにくいとは感じていた。人付き合いも良い方ではない。
私が悪いのか?性格の問題なのか?
だから、この退職勧告を受けて、もらった自分の中で、自分を休めつつ自分を知って本当に何がやりたいのかを知る期間にしたいと思った。
病気のせいにするわけではないけれど、
今まで感じてきたこと、認知行動療法は継続して行った方が良いと思っている。
そして今日から、
『認知行動療法で「なりたい自分」になる』 高井祐子著/創元社
と言う書籍を使って、まずは自分を知っていこうと少しずつ取り組み始めている。
終わりに
私らしさとはなんだろう、私を受け入れる、私のままでいいじゃない!
と思う日は来るのだろうか。
今はそんな漠然とした不安があるけれど、きっとここを乗り越えないと良くならないんだ、と気付かされた。
自分勝手なことばかりですね、と言われても仕方ないと思う。
自分の事でいっぱいいっぱいだったから。
無理をしてたのも合ったので、しばらく心と体を休めつつ、自分と向き合って、本当にやりたいことを見つけたいと思います。
また気ままに、自分の記録として、更新し始めようと思います。
気が向いたら読んでやってください。
長文駄文、お付き合いありがとうございました。
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