髄の年輪のモノローグ 第12回 EXTRUDERS『neuter』
18歳の春に音楽ライターになり、ほぼ同時にライブハウスに通いはじめた。音楽の勉強のつもりでも、ライターとしての使命感でもなく、「もっとたくさんの音楽に触れたい/観たい/聴きたい」という純粋な欲求からきた、ある意味かなり本能的な行動だった。それが未だに(頻度こそ下がったものの)続いているのだから、恐ろしい。
都内を中心に、時々他の県にも侵入し、色々な街の色々なライブハウスに足を踏み入れた。1,000人以上入るところから、30人くらいでいっぱいのところまで。現存しないお店も多