日本のコロナ患者の受け入れ拒否の要因
参照元 Japan’s health system exposed as empty hospitals reject Covid-19 patients by Robin Harding, Kana Inagaki and Leo Lewis
【主旨】
日本のベット数は十分だが、対コロナで割かれるリソースと集中治療室の少なさから病院の受け入れ拒否が発生している
【ロジック】
日本の病院ベット数はフランスの2倍、米国の5倍多い
日本の医療は国民皆保険で出資されているが、運営は民間
民間病院は100~200のベット数だが、大学病院は800~1000
しかし、集中治療室の数は少なく、小さな民間病院にとって患者の受け入れは危機を賭してできることを全てするので、多くの病院が受け入れを拒否する
コロナを受け入れた場合、医療スタッフの14日間の隔離を意味し、緊急外来を受け入れなくなる
感染拡大初期時において、ほぼ症状のない患者でも病院にとどまることを義務つけられ、2回の陰性がでないと退院できなかった
ある病院チェーンは感染症用のベットではなく、患者の通院がとまっているため5000以上のベットが余っている
【感想】
入院と隔離施設を分ける必要があると感じた。もし、法改正が行われ、対感染症でも通常のベットが使えるようになれば、資金保障などを充実させ、民間にベットの活用を促すべきだと感じた。
【単語】
universal public insurance(国民皆保険)