コロナの現状 -ドイツ-
参照元 Germany to relax coronavirus lockdown measures by Guy Chazan
【主旨】
5月4日から一部学校や店舗が再開する。これまでを「暫定的な成功」と評価しつつも、その脆弱性を認めている。
【ロジック】
the Robert Koch Instituteによると独国内は12万7584の感染、3254名の死者が確認されている(致死率2.5%)、ちなみに日本国内の感染者1万4571名、死者数494名(5月1日時点、致死率3.3%)
独の一部学校や店舗が5月4日から再開する
800㎡未満の店舗は再開が許可され、独国民は公共の場のでマスク着用が推奨される、倒産寸前の小型店舗にとっては安心材料
独は他の欧州諸国と比べコロナの封じ込めに成功している、早期の段階で当局に感染者の特定と隔離を許可し、1週間で65万のテストを行えるキャパを有している。
2人以上の集会を禁止する制約(restriction)は少なくとも3日まで効力を持ち、8月末までイベントは禁止
学校については来年試験がある小学校の最終学年のみ再開、授業の運営方法やスクールバスの方法は中央と地方政府で協議し3日に計画を公表予定
【感想】
restrictionがどのくらいの効力(強制力)を持つのかが気になった。とはいえ、感染者数は日本よりも多いが、致死率が低いのは医療体制の充実度が寄与しているのだろう。これを読んで改めて医療機関のパンクの回避が最優先事項だと感じた。そう考えると医療機関へのリソース投下が最優先かと。給与も2~3倍あげても対価にならないかもしれない。