【日記】疲れた
ポール・マッカートニーは、ホワイトアルバムの中で、亡くした名犬マーサの為にマーサ・マイ・ディアを書き、僕はそれがいたく気に入っているのだが、その分の反動でもないだろうが、次に入っている曲は、ジョン・レノンが、まるでその場で自分が感じたことを書いただけのように見える、アイム・タイアドである。
俺は疲れた。もう何もする気が起きない。云々と、なんだ、疲れたと言っているだけの曲じゃないかと、最近まで思っていたのだが、もう少し聞き込むと、その「疲れた」一つだけでこれだけの曲が書けるのはやはりすごいことで、こんなのも彼の才能の一端であると思い直している。
最近、足の疲労が取れることがない。仕事を変えたので、よく足を使うので、特に腿の前の筋肉、大腿四頭筋だったか、そこが常に火を吹いているような感覚になっている。
今日、少し休めようと思って、自転車には全く乗らない日とした。思えば、休みの日にも、新しく買った自転車の乗り心地が良いので、毎日乗っていたのだから、ここ何週間か、自転車にしかも長距離乗らない日はなかったことになる。
妻と植物園の散歩に出かけた。人気の飯屋の前でしばらく立っていたりなどもした。そしたら、自転車に乗らなかったにもかかわらずその疲れが全然取れることがなかった。別の疲れが追加されたような気もする。
「疲れた」の一つのことを取り上げて記事にしてみても、一向に面白くならない。