【日記】読書録
今日、ロベール・パンジェの『パッサカリア』を読み終えた。
今日は、あえて、読書を時間を区切って何ページ読めるかと計りながら読むことをした。本来ならそういう読み方はしない。しかし、今日の方が、普段の休日の読書量より多く読めた。
『貧困の哲学』と、同時に読んでいたけれども、明らかに文体の濃度が違う。『パッサカリア』の方が理解に時間がかかった、感触だったのだが、実際に計ってみると、読む時間は、ほとんど同じだった。だから、読んでいる時に、「読みにくい」「読みやすい」と思っている感触とは違い、読むスピードというのは、それほど違いがないのかもしれない。
連日暑い、もう梅雨は終わったのかと思えるような晴天だった。電車の中で、明るい陽の角度がどんどん変わった。