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個展をやりました

もう2か月半になるのだ。10月末からの1WEEKの写真展。あ、私は飛行機写真を専門にそれも夜に撮っている写真屋でございます。ずっとnoteにまとめようとしてきたけど、どうも燃えつきが怖くて、避けてしまった。
来場者は700-1000人位になった。随分幅があるけど、まあね。
もう始めたころの記憶が薄らいできているけど、きっかけは前の小さな個展から10年ということと、今やらないとなあという切迫感が合わさったような形だった。実際のところ1年前から申し込みをして、キャンセル期限の半年4月までなかなか本格的に動き出せなかった。
結局期限が過ぎたからやるという格好になって、一気に進んでいった。夜、飛行機の写真だけの作品展は成り立つのだろうか。前に鉄道の個展では見たことがあった。無名な自分が、それもあまり馴染のない夜の飛行機で構成して、果たして誰が来るのか。しばし考える羽目になった。結局まずは作品を整理してみようと考えた。片っ端から作品を洗い出し、見極めをしようとした。自分の飛行機写真は所謂アップが多用されていて、機体本位のものばかり。それをISO6400-12800というような超が付く高感度で超望遠の500mmで狙うというモチーフとなる。以前から即物的とかデッサンと言われ、最近に参加した写真史ゼミでは、スペクタクルとも評された。後にご相談した一人となったプロの写真家(異分野)の方は、オーソリティという言葉で表現してくださった。これらをなんとか生かして、うまくつなげていかねばならない。私は飛行機も写真も詳しくない極普通のお客様にこそ来て欲しいという風に考えることにした。写真展は、1.誰に向けて 2.何を 3.どのように見せるか が中心だと思う。次は2.である。作品を整理すると10年スパンで結構表現があるものだと気づかされた。自分が好きな写真だけを並べてみると、これは何が何だかわからないよな、となった。そこでさきのプロの方にご相談してみると、そこから"仕掛け"という言葉が導き出されてきた。作品展の終了日まで、この一言は大きな影響を残すことなる。

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