「自分ごと」をどこに置くか 平井俊旭氏
筆者が属している武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダシップコースにはクリエイティブリーダーシップ特論という授業があり、毎週、さまざまな方の活動や考え方を聞くことができる。感想(できれば考察)をアップしていきます。
2020年第3回は平井俊旭氏。
お話しされていた「「自分ごと」をどこに置くか」を中心に。
まずはメモ列挙。
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Smiles
・経理 小口現金管理で会社入った
・ビジョンにユーザーがどう関わっていくか
・デザインを通じたコミュニケーション領域
・スープストックトーキョー
・店内で日本国産木材を使う
事故米の使用問題 →食材のトレース
FSC 森林認証
フローリングチップ
しいたけ原木の使用
吉野杉
・スープが作られた背景に言及する
・市原アートミックス
・なっぱすごろく
駅弁を包む →ランチョンマット
地元のニッチな情報のすごろく
倉庫をカフェにする 柱1個1個に基礎がある
まぜご飯専門
地元のカフェ 時間のかからない
おばちゃんたちの
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雨上株式會社
・Smilesの社内ベンチャー →独立
・地域のブランディング / ディレクション
・びわ湖高島
属ブランディング(博報堂)
志(理念)、形(仕組み)、属(共感)
「何にもない」→食材が豊富
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・小さく、数多く続ける
連載や動画など
・同じ視点で見て話す
・共感のネットワークを作る
ハンカチ理論
・集めて、編集する
地元の「当たり前」を「当たり前でない」視点で
要素を削ぎおとす
魅力が際立つ小さな仕掛け
美しく
共通した方向性
・いろいろな手段を重ねる
クロスメディア
同じテーマを異なるメディアで繰り返し情報発信する
体験型ツアー
トークイベント
TV
雑誌・冊子・新聞
SNS
ウェブ
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・ヒビノハッコウ
・カキクラベ 柿
・いちじくのレモン酒コンポート
・道の駅
・10% I am
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ブランドづくり
顧客からの信頼を得ている
商品やサービスのイメージの総和
・他者が感じている
・伝える工夫 ストーリー性
・コンセプト クオリティー
・感性に訴えるフック
Ex.高野山
いろんな人のお墓 第三者から信頼を得ている
空海
北面大師
ちょっと首をひねってる→大阪の街を見下ろしてる
像でも絵でも
御陵橋
ご飯を持っていく橋
曼荼羅、独鈷・・
コンセプト、感性に訴える
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作ったものより作られた後どうなるのか
ゴミを料理にして出す
ゴミを出すのは責任はない
買ったことに責任はない
作った人に最大の責任がある
ものを作る立場になった時に
「自分がいらないのに作るのはやめよう」
誰かの基準
「誰か」が本当に必要じゃないと作らない
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木材
執念
追っかけ型が半端じゃない
「果てしない思い込み」
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誰とつながるか
おもしろい人
排除する人
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コロナ
長いスパンなのではそんなに大変じゃなかった
バブル 何でもかんでもあり
↓
削ぎ落とし
本当に大事なものだけが残る
本質的、大事なところを捉えていく
「自分ごと」をどこに置くか