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LM386でギターアンプが作りたい!

 という趣旨なのですが、一つウソがあります。こんなに短い文だというのに。

 作りました。もう。

 なんやねん!

 とツッコむのは少々お待ちあれ。

 電子工作なんぞ一発で成功するものですか!
 特に音関係のものなんか!

 作ったのは作った。音も出る。でもちょっと行き詰ってます。

 そう。

 発振の野郎に邪魔をされて!!

 今回使ってみてるのは、LM386というアンプ用のICです。


 とりあえず、データシートまま(gain x200)で組んでみたところ、ちゃんと鳴りました。でもちょっと音が小さいなぁと思ったので、二段にすることに。

 初段をgain x20にして、二段目をx200に。なので、合計x4000。
dbでいえば72db。すげえ増幅だ!
 とか思ったんですけど、よくよく考えたら、私はギターアンプがどの程度の増幅をかけているのかそもそも知りません。ギターの出音てめちゃ小さいので。
 ここも悩みの種です。

 初段も二段目もinputの部分には直流カット用にコンデンサを突っ込みました。


 そして……!

 鳴らしてみたところ……!

 鳴るのは鳴る。かなり大きな音になった!

 ところが……。

 きゅーーーーーーーーーー。

 という謎の高周波がずっと鳴っている。ギターを弾いているときも弾かないときも。弦に触れていようが触れなかろうが。

 こ、これが噂に聞く発振なのだろうか?!

 わかんないんです……。

 発振……なのか? そうじゃ……ないのか?

 そうじゃないなら……なんの音なの……?

 初段のICにパスコンを放り込むとマシになりました。二段目は効果なし。
 し! か! も! ブレッドボードで仮組したときはおこらなかったんだよー! はんだ付けして、箱に入れて、やっほー! 完成だー! て思ったところでこれだよー!

 ぱあっとネットを散策したところ「LM386はとにかく発振する」という言説を得ましたので、多分……発振なのだろう……な……と思ってます。

 異音専門家のご意見お待ちしております。

 あと、ギターアンプの増幅率についてご存じの方のご意見お待ちしております。

 くそぉ……大学は電気科にいくべきだった!

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