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iOS18でカザフ語生活が改善する?

 みなさん毎度お久しぶりです。高岡です。相も変わらず大量のタスクに追われていますが、タイトルの件についてこれは流石にネタにするしかないと思い、急遽記事を書くことにしました。

 先日、iPhone16シリーズが発表され、私もそろそろ手持ちの12miniが限界になってきたので注文したところです。私としてはAndroidでも特段問題なく、というか実際サブ機としてAndroid端末を持っているわけですが、ソフトウェアの都合上iOSがいいかな、ということでiPhoneに乗り換える次第です。あとは…単に今手持ちのZenfoneシリーズの最新機種が小型じゃなくなったので特段更新するメリットがなくなったのもあります。

 ともかく、私の運用の都合上、少なからずiOSの仕様、殊にカザフ語周りの仕様に関して注意を払ってきました。その仕様はここ数年改善されてきており、iOS17ではインターフェースがカザフ語に対応して、そして今回のiOS18でカザフ語-英語辞書が搭載されるとのことだったため、実際にアップデートして使い物になる辞書が選ばれているのか、そしてUI的に使い物になるのかといった点を中心に注目していました。

 そして17日の朝にiPadOSがアップデート可能になっていて取り急ぎアップデートしておき、Apple Intelligenceにそういやまだ対応してなかったんだわ、と若干しょんぼりしておりましたが、夕方に「そういやカザフ語辞書がiOS18で搭載されるらしい」的な内容を自分が投稿していたことを思い出して↓

12miniだったらApple Intelligenceの恩恵は受けないけどとりあえず見るだけ見ておこう、ということでアップデートを行いました。

 さて、実際にアップデートしてみてかなりびっくりしました。

Oxfordのカザフ語辞典が搭載されているのです。

 正直言って、私の運用上iOS系統の辞書は使ったところで大したメリットがなく、それなら紙辞書で良くないか、と思っていたわけですがカザフ語辞典が使用できるなら話は別となります。

 普段使いとして私は原則Sozdikqor(簡単に言えばカザフ語媒体の多くの種類のカザフ語辞典を検索可能にしたポータルサイトおよび同等のことができるアプリ)もしくは以前どこかしらで拾ってきた哈漢辞典(キリル文字)を使用してきたわけですが(必要な方は以下からご確認ください)、これらは普通に使いやすいものの、やはり該当するアプリもしくはファイルに立ち戻って調べないといけない都合上、少なからずタイムロスが発生していました。

 これが、かなり使いやすい部類の辞書がiOSに搭載されることで、かなり手間を省けるようになって時代の移り変わりを感じるな、といった感想を抱いております。私がカザフ語の勉強を始めたのは確か今から大体5, 6年前のことになりますが、その当時は知識がなかったというのも要因としてかなりありますが、まともに使えるカザフ語の辞書にほとんど心当たりがない状態でした。あえてあげるとすればsozdikとかいうアプリがそれに当たると思いますが、私個人としては言うほど使いやすいか、と言われればそうとも言えないかなという感想です。

 そう考えると今はだいぶ恵まれていると感じざるを得ません。文法テキストはまだまだ改善の余地があると思いますが、それもきっと遠からず、どこかの誰かが頑張ってくださると信じて楽しみにしたいなと思います。

 その話はさておいて内容を見た感想を適当に書いておくと、動詞の活用や名詞の狭母音脱落なんかもちゃんと書いてくれてるあたり親切設計だと思います。語数に関しては手元に実物がないのでなんとも言い難いところではありますが6万語程度とは聞いているので、大雑把に私がよく使っている哈漢辞典と同程度なのでそんなに大きく困ることはなさそうです。熟語表現に関しても哈漢辞典よりかは体感少なめですがそれでもしっかりしているという印象を抱きました。

 総括して、今回のOxfordのカザフ語辞典の対応によって、カザフ語を非母語として学習するハードルは割と下がったのではないか、とおもいます。

 あとは、以前から探してこそいましたがなかなか見つけられなかった件のカザフ語辞典が紙媒体でも注文できたので実際にちゃんとそれらしいものが届くのも含めて続報として追ってお伝えできればいいな、などと思っております。

 それでは、また次回。

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高岡兄鷹
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