アートまち散歩 〜パリ🇫🇷マレ地区〜
現代アートのギャラリーが犇くマレ地区エリアに潜入してきた。
6月のパリはほとんど雨が降らず、快適な気候が続いている。もう3週間以上滞在しているが、雨が降ったのは2回だけだ。
ホテルからレンタサイクル(velib)でパリの街並みを感じながら走るのは最高に気持ちが良い。
滞在中のモンパルナスからセーヌ川を越えて、約20分ほどでマレ地区に到着。
まず向かったのは、PERROTIN(ペロタン)ギャラリー。
以前日本(六本木)にある、ペロタンギャラリーを訪れたこともあり、これを機にパリ本店にも行ってみたいと思った。
先日SBIアートオークションの下見会に行った際に見た、ポケモンとのコラボアートで有名なDaniel Arsham(ダニエル・アーシャム)の作品もあった。
私が作品に興味をもつきっかけは、
・素材感が面白いもの
・時間の流れを感じられるもの
であることが多いのかもしれない。
余談だが、こうやってnoteに記録する良さの一つに、日頃言葉にしない自分の感性を言語化し、客観視できるということがあって、自分にはとても良い気づきとなっている。
こういう作品を見ると、
現代アートは、一見突拍子もない自由でコンセプト重視の無用の長物に思えるが、むしろその逆なのだなと思わずにいられない。
アートの歴史の文脈から逸脱していないことが絶対条件で、そのレールの上でしか新しい表現は生まれないし、評価されないのだなと感じる。
絵の具の進化、写真の進化、産業革命などなど、
いつの時代も、これまでの常識を打ち破るアーティストは、アートの歴史の文脈の上に、自分の作品を生み出しているのだ。
言い方を変えれば、その文脈を読み解かずして、評価される作品を生み出すことはできないのかもしれない。
マレ地区のギャラリー巡りは、まだまだ無知な私への戒めと、止めどない好奇心が混ざり合う、とても充実した時間となった
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