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自己紹介と記事3選|亜久津歩

こんばんは、Qaiの亜久津歩です。外出自粛のゴールデンウィーク、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。口を開くと止め処なく漏れ出しそうなので、ひとつ大きく深呼吸をしたところで、ふつうの顔で書き始めてみたいと思います。

2020年5月のテーマは〈自己紹介とQaiのnoteよりおすすめ記事3選〉です。ここで自己紹介をしていなかったと急に気づきました。びっくりです、すみません。QaiのTwitterの固定Tweetと、フリーペーパー「143」に載せているプロフィールを更新してみました。

〈自己紹介〉

筆名は亜久津歩(あくつあゆむ)です。稼業はデザインおよびDTP、主に本をつくっています。詩歌のほか漫画・バスケットボール・ライヴ(LUNA SEA)・息子等が大好きです。往復25kmまでは自転車で移動する171cm、39歳。以下、近作です。

プリクラに永遠と書く遅日かな
教室の画鋲すべてに西陽射し痛みはいつも一握りの火
終末は海へ行こうというLINE 誤ったまま生きていけるさ
われわれの残照が銀幕の襞を舐め上げる下で
サラダのように殺されていくのだ人は



〈Qaiのnote|おすすめ記事3選〉

次にQaiのnoteから、読んでいただきたい記事を挙げてみます。基本的にすべて読んでほしいですし、深く共感を覚える文章も多くて迷ったのですが、改めて読んで選んだところみな作品の連作となりました。順不同です。

【創作と仕事】タイムカウンタ(箱森裕美)※俳句連作

おほやまれんげ何度も聴きかへしわかる
海の日の名前をすべて置き換へる

【俳句連作】浮遊(西川火尖)

話とは蛍狩その後のこと
短夜の床へぼんやり移す熱

【短歌連作】宇宙なんだよ(柴田葵)

ガラス張りのオフィスのなかで謝罪する謝罪するたぶんショーだと思う
だいたいの魚は水に生きていて水がなければ宇宙とおなじ

「3選」なので3つにしぼりましたが、葵さんの歌集はぜひ読んでいただきたいですね。まだお持ちでない方は、ぜひぜひお手に取ってみてください。それからCDTNK(カウントダウン短歌)夏フェスに参加させていただいた際、火尖さんとわたしが短歌をつくり、歌人俳人詩人の同人4人でああしたらこうしてはとヤイヤイしたのは本当におもしろかったです。短歌の出来ていく過程を楽しんでいただけるのではと思います。こちらからご覧になれます。


今日は憲法記念日で、よく晴れた風のつよい日でした。いろいろなこと、いろいろなことがありますが、皆さまのご健康とご多幸をめちゃくちゃ祈っています。お互い、生きてゆきましょう!

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