自己紹介と記事3選|箱森裕美
どこまでもどこまでも先の見えない状態が続いている今日このごろですがいかがお過ごしでしょうか。
行けなくなってから週1、2回行っていた百円ショップにずいぶん心を救われていたことに気付きました。
ふらっと立ち寄ってノートや柄つきの保存袋、小さいネイルなど、取るに足らないものを少ない金額で手に入れる、不要不急の行為をわたしはとても好きだったんだなあ。
とかね。
いろんなものがうず巻いてしまうよね。
さて。
さて。
2020年5月のテーマは〈自己紹介とQaiのnoteよりおすすめ記事3選〉。
わたしは自己紹介などが本当に苦手で、かなりうんうんとうなってしまうのですが簡単に。
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〈自己紹介〉
筆名は箱森裕美(はこもりひろみ)です。去年までは本名で活動していたのですが、日常生活からすごく間違えられやすくて変えました。もう取り壊された生家があった町からつけた名前です。
俳句結社の炎環、紫に所属しています。
今現在こどもたちの休校に伴いお休みをさせていただいているのですが、普段は文字起こしという仕事をしています。だいすきな仕事です。
(仕事に関しての作品はこちら)
去年つくった句の中で気に入っているものはこんな感じです。
梅一輪落ちて淀みを私す
野茨が視覚をずらしつつ咲きぬ
あふむけにこはれロボット秋の昼
夢殿をひとまはりして蛇穴に
硬きグミやはらかきグミ冬の山
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〈Qaiのnote|おすすめ記事3選〉
わたし自身はどうやったら挿し木が成功するかとか推しの健康のこととかかわいい布のことだとかチーズのこととかキングオブプリズムのことばかりいつも考えているような人間なのですが、Qaiメンバーは本当にみんなすごく誠実でとっても真面目で、話をしていると気付かされることがたくさんあります。
仕事――稼業、育児、家事に翻弄されても、現実生活を手離さず、創作を途絶えさせず、そのために自分を大切に、しぶとく生き抜いていきたい。そしてどんなに焦れったい想いをしても、よりよいものを書く、書けるようになることを諦めたくない。
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しかし戦前戦中は主権もなく、ただただ為政者の国家運営の隙間隙間に「かけがえのない」暮らしを築いてきた我々だが、今再び、失敗例も主権も手にしているにもかかわらず、同じ「戦時下の日常」を送ろうとしているのはどういうことだろうか。
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最推したちが私を必要とする限り、走り回り、駆けつけ、資金を稼いでお金を落とし、一緒に泣いたり笑ったりするでしょう。でもそれと並行して、私自身が何をやりたいか、どう生きたいか、どういう歳の取り方をしたいか、挑み続ける必要があります。
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生活にがっつりと向き合って、がっつりと悩んで、その中からもなんとかみんな絞りだそうと思っている。
仙人なんかにはとうていなれずに、人として必死であがいて、作って、生きていこうとする姿がすごくうつくしいし、尊敬しています。
なんかさあ、とかく、こんな時期だとついつい自分のことばを見失いがちになってしまって、うまく話せなかったり逆にたくさんしゃべってしまったりするよね。
気持ちも日々もぐらぐらとして、かなしさとか怒りとかむなしさがすごい、ですよね。
だけどなんとかやっていこうね。いきてこうね。
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